先日「テトロン弦」仕様にカスタムしたスズキ大正琴・特松https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477564277.html)で、賛美歌を演奏してみました。
 
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作りをけっこう褒めまくった特松ですが、弾く上では「鍵盤ボタンが滑りやすい」というマイナス点がありました。(;^_^A
 
私が「乾燥肌」であるという個人的問題と、もしかしたら、使用楽器が「中古品」ゆえの経年劣化のせいかもしれません。
 
問題を解決すべく、役に立ったのが「PICK STICK」というピック滑り止め用シールです。
 
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ベタつきすぎず、適度なグリップ力が丁度いいです。一枚あたりは(鍵盤ボタンには)大きすぎますが、薄いので半分に切って使えます。
しばらく使っていると爪で表面が削れてしまうので、また貼替えが必要ですが、50ピースで600円程度なので助かります。
 
では、演奏を聴いてみてください。
 
 
 
予想通りと言うか理論通りと言うか、金属的な響きが抑えられサスティン(音の伸び)が短くなっています。
従来のスチール弦とどっちがいいかは、好みの問題ですが、テトロン弦の方がやはり「邦楽」的な感じはしますね。
トレモロを使わず、低音部で演奏すれば、より箏に近いサウンドに聞こえるかもしれません。
 
ところで「テトロン弦の大正琴」と言うのは、今まで有りそうで無かった物のような気がします。
 
5年くらい?前には、コムニクスが「三味琴(しゃみこと)」という三味線の共鳴胴と大正琴をくっつけたような製品を発売予定にラインナップしていましたが、それがもしかしたらテトロン弦仕様だったかもしれません。
 
↓下は私が勝手に合成した画像ですが・・・確かこんな感じだったと思います。
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三味琴は残念ながら、その後ラインナップから消えてしまいましたので、今では確認できません(なぜか「三味琴」の製品名だけは、HPに残っています)。
 
ところが(゚д゚)!これととても良く似た楽器を自作した方が、「沖縄三味線大正琴」と題して、ユーチューブに演奏動画を投稿しておられました。
 
 
 
この動画以外、検索しても情報が出てこないので、三線と大正琴をどのように組み合わせたのか、詳細が分かりません。
サウンドは、完全に三線(テトロン弦)のものですね。