アメリカで「子供向け」として売り出し中の3弦楽器Loog(ルーグ)」シリーズ。その変遷は以前に記事にしたとおりです(https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477562883.html)。
 
その中から新製品となっている「Loog Mini」を実際に買ってみましたので、商品レビューをしてみたいと思います。
 
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こんな感じで届きました。
 
開けてみると、本体の他にかわいい布袋が・・・。
 
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この袋の中には、子供が喜びそうなモンスターのイラスト付き24枚のカードが入っています。
 
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描かれているのは、C~Bまでの12音に対する各メジャーコード&マイナーコードです。
Loogギターのメーカー側としての位置づけは「将来(普通の)6弦ギターを弾くための前段階(練習)」ですので、コードの押さえ方は、6弦ギターのコードダイアグラムの「第3~1弦(のみ)を押さえる」図になっています。
よって、弦のチューニングは低い方から「G(ギターの第3弦と同じ)、B(第2弦と同じ)、E(第1弦と同じ)」になります。
 
張ってある弦は、普通のギターより太い弦ですが、これはミニサイズ(超ショートスケール=390mm)で普通のギターと同じ調弦をするためです。
 
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さて、楽器の作りは思ったよりしっかりしていますが、ノーマルのまま使用する場合、以下の問題点を感じました。
 
①弾きやすいが、弦高が低くすぎて、第3弦(巻弦)が第1・第2フレットでビビる(個体差があるので、全製品がそうかは分かりません)。
②切れた際、交換用の弦が分からない
③コード表は実用最低限の24種類のみ(6弦ギターのダイアグラムに合わせているので、Gコードの際5度が省略されている。またD#&D#mの際ハイフレット過ぎる。)
 
・・・まとめて解決する方法は、ウクレレの第3~1弦(ウクレレに張った場合の調律はC,E,A)に交換し、D,G,Bにチューニングにすることです。
そうすると、
①ビビリほぼ解消(強く弾くと、第1フレットのビビリは僅かに残ってしまいます)
②普通に売っているウクレレ弦で良い(余った第4弦は、第1弦のスペアに利用可)
③私がミンミン用に個人的に作成した「3弦『レ・ソ・シ』コード表(https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477556139.html)」が使える。
 
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実際に交換したところ、ノーマルより張りがあって、とてもいい音になりました。ギターの面影なく、完全に3弦「ウクレレ」化しました。
 
最初にこちらのGBEチューニング・ノーマル仕様の動画をご覧下さい。
 
 
 
次に、DGBチューニングにしたMy弾き語り動画。
 
 
ヒール部に親切にストラップ・ピンが付いていますが、大人だとサイズが合わないので、ヘッド部に結びつけました。
「さすらいの太陽」の峰のぞみに合わせて、白い楽器黄緑色のストラップです。
 
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動画にはコード・ダイヤグラムも入れましたが、4本弦のウクレレより簡単に弾けることがお分かりになると思います(楽器初心者にうってつけ)。(^ω^)