ケース一体型で、置いて弾くのにとても便利な「ポルタハープ」ですが、15コード仕様だけかと思っていたら(https://ameblo.jp/asafu1yoshiya2/entry-12477561025.html)、21コード仕様があるのが分かりました(とてもレアですが)。
15コード仕様とは違って、コードバー全体がカバーで覆われています。いろいろ不具合があったので修理しました。
カバーを開けてみると、ミュートバーのアクション方式も含めて作りが違います(同じオスカー・シュミット製ですが)。
アルミ製バーの溝にボタンが載せてあります(固定されていない)。
ミュート・バーを取り外すとこんな感じ。
補修箇所は以下の部分です。
フェルトのへたり、交換 フェルトのずれ、交換
15コードでも見られた謎の段差(フェルトの厚みの違い)、調整
また、オリジナル・カスタムとして不要ミュート(*アリア、東海楽器にも見られる低音のミュート)部分をカットしました。特にソロ演奏の際に、有利にするためです。
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その他、ケースの取っ手部分がなかったので、工夫して作りました。
はい、リペア完了~!ということで、有名な賛美歌「主よ みもとに近づかん」のソロ試奏です。