春休み中の実家でよく見られたシーン。
「〇〇はちゃんと持ったんか？」
とか
「早く用意しないとあかんで」
とか
「これ、片づけなさい」
とか…
これら、ばあちゃんから私への発言。
一息つきたいなと、腰を下ろすと、
こう言われ、のんびりできへん。
「はいはい」
言いながら、作業する。
ん？この風景どっかで見たことあるなぁ。
あっ！！
私がタロウによく言ってる言葉やな。
タロウはやることが遅いから、
ついつい注意してしまうねん。
と、言うことは、ばあちゃんから見たら、
私はやること遅いんか？
いやいや、私はタロウみたいにボーっとしてないはず。
年をとると、せっかちになるからな。
ばあちゃんがせっかちなだけなんやろうな。
と、自分を慰める。
しかし、注意されてばかりいると、つい
「うるさいなぁ、今やろうとしていたのに…」
と、思ってしまう。
最近、タロウに注意すると
面倒くさそうに
「ハイハイ」
やら
「チッ！」
と舌打ちやら
無視やら
のタロウの反応。
あー、タロウの気持ち分かるわぁ。
タロウにはなるべく注意しないようにしよっと。
無理やろうけど…。
それにしても、何歳になっても
ばあちゃんにとって私は子供で、
頼りないんやろうな。