ＦＩＣＴＩＯＮ 32 ボノボ

５月にやらせていただいた舞台を、主催していたFICTIONが舞台やります

本日初日！！！観にきましたー
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FICTION Vol.32　「ボノボ」　　
日時：
２０１０年

☆９月
２８日(火)19時30分
２９日(水)19時30分
３０日(木)19時30分
☆１０月
１日(金)19時30分
２日(土)15時
３日(日)15時

出る人：井上唯我 大島未由希 荻田忠利 佐久間麻由 竹内裕介 ハタノユリエ 福島恵 まさと 山下澄人 山田一雄 山田新之助

場所：
川崎市アートセンター　アルテリオ小劇場
料金：
前売　指定席３３００円　　自由席３０００円
当日　３５００円（指定自由とも）
高校生以下２０００円（前売当日とも）／複数回割引２０００円


■■■■山下の挨拶文

五月のmtu/watu『せかいのはじまり』、六月札幌でのラングラング『らんぐらんぐ』と今年はこれまでに新作をたて続けに発表していつになく活発なぼくらではありますが、FICTIONとしては一年以上ぶりの公演となります。
チラシをご覧になってもわかるとおり今回からぼくらは公演場所から東京をはずします。いろいろと理由はありますが、いちばん大きいのは劇場の姿勢です。法外な金額をふっかけながら「貸すが汚すな触るな立つなはい延長追加1時間分」といったような腐りきった場所ではもう作品は作れません。都心からは少し離れますが、今回からする川崎アートセンターは、劇場自体がまだ新しくて歴史がなくまだまだ非力だったりするのですけど、それでもそれをおぎなってあまりあるはっきりとした意志があり、というかある人たちがおり、それは旭川のシアター・コアに関わる人びとも若き支配人カサジマが奮闘する札幌のシアターZOOも同じで、ぼくらはそうい人びとのいる場所でゆっくりそして可能なかぎりいつまでも作品を作り続けていきたいと思うのです。劇はたずさわる人の全部によって作られていくものなのです。もちろんそれは見る人びともふくめて。

■ 今回は『ボノボ』です。かつてはピグミー・チンパンジーと呼ばれた、アフリカの森に住む、もめ事があると大人も子供も性別関係なく交尾の真似事をしていさめるという、群のボスが「おんな」の、非常に珍しい、奇跡のラブでピースな黒い小さなサルです。舞台はたぶんアメリカです。だから、あらすじは「 たぶんボノボが、アメリカで、 」

■ それから今回ロビーでいくつかの小さな作品を販売しようと考えています。
それを売って小銭稼ぎというのではなく、売上げをこれからの活動資金の足しにするつもりです。どこからも助成を受けずに続けていこうとするぼくらがない知恵をしぼって考えたひとつの意思表明です。どんなものが並ぶか、もしかしたら「できなーい(笑)」と並ばない(笑)可能性(笑)も(笑)あります(笑)が(笑)。

■ 新百合ケ丘と聞いて少し遠いとみんなはいうけど、下北沢に行くのだって１時間以上かかる人はたくさんいる。なのに下北沢なら「遠い」とは誰もいわない。
なので「遠いですけど」なんてぼくらもいわないでいようと思います。新宿から小田急の急行で20分ほど。運がよきゃもっと早い。
ただ、よく人身事故で小田急は止まる。何とかこの時期だけ小田急をさけて飛び込んでいただきたい。か、別の手段を検討していただきたい。

■ 劇場はとてもきれい。ロビーには飲み物の自動販売機もある。トイレもウォシュレットですごくきれい。喫煙場所はありません、と、全国に先駆けて禁煙を推進している神奈川県川崎市の持ち物なので外向きにはいいます。(あ る)

■ 車椅子とかいろいろご使用されている人で、「手を貸せ」という人、事前にいちいちご連絡などもちろんいりません。当日、そこらの関係者をつかまえてつまらないご遠慮などせずそういってください。歩けて見えて聞こえるものを基準とした、というか前提としたこのくさった世の中でご不便なことくらいぼくらにだって理解できます。ですから遠慮は不要です。それからいつものように素人で何の資格も持ってませんが、全力で子供の面倒も見ます。
それでいい、じゅうぶん、という人、ばんばんうるさいの連れてきてください。
子供がいるから出かけられないなんておかしな話だとぼくらは思っています。

■ そんな感じで。

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