一日のうち、”仕事”に従事している時間は
会社員の方だと平均8時間くらいあります。
 
この8時間をいかに効率よく、
スムーズに過ごすことができるかで
仕事の生産性が劇的に変わってきます。
 
 

仕事の効率を上げる方法にはいろいろありますが、

家事や趣味にも応用できて一日のクオリティを向上させる

『原則』をご紹介します。

 

 

①朝の瞑想

目をつむり、呼吸を整えることで

頭がスッキリし、体調もよくなります。

便秘気味の方はお通じが良くなる効果も。

 

 

②朝のストレッチ

起床後のストレッチで体を目覚めさせ

身体的なパフォーマンスを向上させます。

 


③朝のウォーキング

ストレッチにプラスして歩くことで

体が起動モードに!

 


④その日の目標確認

今日一日なにをするのか?

これが明確だと仕事にスムーズに取り組めますし、

ボンヤリと無駄な時間を過ごすことがなくなります。

 

 

⑤一週間後の目標確認

合わせて一週間後の目標も確認しておくことで、

今日一日でやるべきこと、やらなくても良いことが明確になり、

行動に迷いがなくなります。

 


⑥昼食の量を減らす

食べ過ぎると眠くなります。

午後の頭が冴えた状態で午後の仕事に臨むためには

昼食は腹八分以下に抑えましょう。

 


⑦1日6回以上完全な休憩をとる

人間の脳は、長時間、緊張状態を維持することができません。

 

理想は30分ごとに5分間の休憩をとることですが、

仕事から離れて休息を適度に取ることで

集中力を維持しながら業務を継続できます。

 

 

⑧マルチタスクはしない

一度に複数のことを同時にやろうとしても

人間の脳は1つのことにしか対応できません。

 

マルチタスクをしているように見えるひとでも、

実際は2つの仕事を1つずつに分割しながら

同時並行に進めているにすぎません。

 

ミスを誘発することにもなるので、

マルチタスクは厳禁です。

 


⑨寝る数時間前はスマホを触らない

電子機器の画面からはブルーライトと呼ばれる

強い光が発生してしており、睡眠に入るのを妨害します。

 

就寝の1~2時間前にはスマホやパソコンなどの

電子機器に触るのをやめて、

ゆっくりとお風呂に浸かったり

ストレッチをして体をほぐすのに時間を使うことで、

 

布団に入った後

スムーズに眠りにつくことができ、

睡眠の質が高まります。

 

 

⑩部屋は真っ暗にして眠る

部屋を真っ暗にすることで睡眠の質が高まります。

小さなライトも消して、真っ暗な状態で眠りましょう。

 

 

以上、10個をご紹介しました。

朝と夜の過ごし方がとくに重要でしたね。

 

主に体調を整えて集中力を維持する方法ですが、

これらの行動をとることで仕事のパフォーマンスは

劇的にアップします。

 

眠たい目をこすりながら、

頭がボンヤリした状態のまま仕事をしても

良い仕事はできません。

 

集中力を維持し、

限られた時間で最大の能力を発揮するのが

プロとしての務めです。

 

最短時間で最大の仕事ができるよう

今日から実践してみてください。

 

会社での仕事以外にも

家事や子育て、習い事にも効果がありますよ~🎵


 

こんにちは、アサカ(AsacaYontory)です。
 
あなたが今日やった仕事は
今日の成果にはなりません。
 
明日や明後日、
あるいはもっとずっと先(未来)の
成果になります。
 
 
自営業をやっている方は、
今日一日頑張って仕事をしたことによって
昨日よりも売り上げが増えたように見えるかもしれません。
 
しかし、それは見せかけです。
 
実は今日一日頑張れたのは、
もっとずっと前の時期に
 
仕事の勉強をしていたり
体力をキープするために運動していたりした
おかげです。
 
 
昨日より売り上げが良かったのも、
今日一日頑張ったからではなく、
 
昨日や一昨日、
あるいは1年くらい前から
日々コツコツと努力を重ねてきた
成果が出たにすぎません。
 
 
むかし頑張ったおかげで
今日、良い結果が出せたのと同じで、
 
今日の努力は
将来の成果に結びつきます。
 
 
なんだかヤル気が出ないな~という日があったら、
今日、ヤル気がない中でも頑張ることで
1年後や2年後の良い結果につながる。
 
今日頑張ったことで、きっと1年後、
1年前(今日)の自分に感謝する日が来る…
 
そう考えることができれば、
面倒な仕事や作業でも
一生懸命に取り組めるのではないでしょうか。
 
 
なにか行動を起こしても、
すぐに結果が出ることはあまりありません。
 
長い時間をかけて芽吹くのが普通なので、
将来の大成功を夢見ながら
今日という一日を怠けずに過ごしたいですね。

 

 

 

先月の中頃でしょうか、

私がツイッターとブログをやっていることや

それなりに成果が出てきていることを

仲の良い友人に自慢したことがありました。

 

実際には自慢できるほどの

ものではないんですけどね。

 

でも友人はその話題に食いついてきて、

「私もツイッターやブログをやりたい!」と言ってきたので

私の知りうる限りのノウハウを説明してあげました。

 

 

あれから1ヵ月・・・

 

 

すでにその友人のツイッターアカウントは

2週間前を最後に更新を停止し、

ブログも数記事しか書かれておらず

私が必死にレクチャーしてあげた時間は

すべて無駄になりました。

 

 

なぜこんなことになったのかというと、

1つには、その友人が

そもそもツイッターやブログに向いていなかった

ってことなんだと思いますが、

 

 

もう1つ大きな理由があると私は考えていて、

それは、

 

タダで教えてしまったから

 

なんだと考えています。

 

 

どういうことかというと、

 

人は無料で手に入れたものや

苦労せずに手に入れたものを

軽視する傾向があり、

 

今回の私の例でいえば

ブログやツイッターのノウハウを

無料で教えてしまったがために、

彼女は私が教えたノウハウに価値を感じず

あっさりと辞めてしまったのでしょう。

 

 

似たような事例はた~くさんあります。

 

たとえば、平和

 

日本は、かつて大きな戦争があり

その痛みを知っている人がごく少数残っているものの

今社会に出ている人のほとんどは戦争を知らず、

何の苦労もせずに平和を手にしています。

 

 

そんな時代では、

平和の価値を知らず、

なにか気に食わないことがあると

すぐに争いを起こそうする人が現れがちです。

 

 

あるいは、健康。

 

若い人ほど、健康な人が多く、

健康であることに価値を感じていません。

 

しかし歳をとってみると

健康を維持するのにも一苦労です。

健康がとても大切なものだったことに気付かされます。

 

若かりし頃に無茶をやっていたとき、

健康には価値を感じていませんでした。

とくになにもしなくても

無料で健康が手に入っていたからです。

 

 

人はお金をかけて手に入れたものや

苦労して手に入れたものは大切にします。

 

血のにじむような努力をして

やっと手に入れたものであればあるほど、

価値が高いと感じるからです。

 

逆に、苦労せずに手に入ったもの、

生まれた時から当たり前のように持っているものには

価値を感じません。

 

 

あなたが気付いていないけど

実はとても大切なもの、

身近にありませんか?

 

 

それは健康かもしれませんし、

愛かもしれませんし、

平穏な生活や住居、

家族、友人かもしれません。

 

 

ふだん適当な扱いをしていたり

ぞんざいな扱いをしているものの中にも

価値あるものが潜んでいます。

 

そういうものに限って

失ってから価値の大きさに気付くものなので、

 

失う前にしっかりと

価値を見極めておきたいですね。

 

 

あ、この話、

ツイッターとブログのノウハウを教えてあげた

友人にも教えてあげなくっちゃ💦

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大により、

「コロナはただの風邪」と考えている人以外は

外出を控えたり人と会ったりするのを控えているかと思います。

 

そしてたいていの人は、

家の中でできる掃除や読書、料理、

日曜大工(DIY)をするなどして時間を過ごし、

 

テレワークをしている人も

一日のほとんどを家の中で過ごします。

 

 

しかし長期間このような生活を続けていると

脳も肉体も退化してしまい、

 

いつのまにか頭は悪く、

体は弱くなってしまうので

注意が必要です。

 

 

なぜ脳も体も退化するかというと、

外部から得られる刺激が極端に減るからです。

 

 

通勤していた人は、会社と家を往復する間に

知らず知らずのうちに

さまざまなものを見て、聞いて、感じて、

味わって、触って、体験していました。

 

 

しかし家の中に引き籠っていると

得られる視覚情報は限られ、

聞こえてくる音も単調なものばかりになり、

脳に入力される情報の量と質が

極端に減ります。

 

また、普通に外出できていたころは

 

  • 朝何時までに起きて、
  • 何時までに着替えて、
  • 何時何分の電車に乗る

 

といった具合で、

日常の中にちょっとした時間制限を作り

脳が活性化する瞬間がありました。

 

 

しかし家の中に引き籠っていると

タイムリミットはなくなり

脳を活性化する瞬間もありません。

 

 

昨日はこの服を着たから

今日はこっちの服にしよう!

といった工夫もなくなり、

単調な毎日を過ごすだけです。

 

 

外出しなくなり

体を動かすこともなくなったので

体力も削られています。

 

 

このように、

 

コロナで引き籠ってばかりいると

頭はどんどんバカになり

体は弱っていくので注意が必要です。

 

 

新型コロナは

ソーシャルディスタンスを保ち

手洗いうがいをしていれば

そうそう感染しないしですし、若い方なら

重症化リスクも低いことがわかってきていますので、

 

適度に外出して体力を維持しつつ、

脳に刺激を与えてバカにならないように

気を付けたいですね。

 

 

私自身、

在宅で仕事を始めてから

体力の低下が著しいですし

仕事以外のタイムリミットが無くなったので

ダラダラしがちです。

 

わずか1カ月でも

このように堕落してしまうので

注意しましょう。

 

 

ツイッターを徘徊していると、

ときどき意識高い系の人の

 

現状維持では衰退してしまう!

日々成長できるように努力しよう!!

 

みたいな内容のツイートをみかけることがあります。

 

 

私は正直なところ

この手の暑苦しい話が苦手で、

これまで敬遠していました。

 

「現状維持が衰退」というのも眉唾物で、

根拠はないけどなんとなくカッコよく聞こえるから

言ってるだけなんだろうな、と思っていたくらいです。

 

 

しかし最近になってこの考えを改めることにしました。

 

というのも、現状維持は衰退になってしまう

その理由がわかってきたからです。

 

 

世の中の様々なものは日々進化・発展しており、

良い商品、良いサービスがどんどん誕生しています。

 

そんな中で自分だけ現状を維持して

進歩するのをやめてしまうと、

 

自分の周囲のものはどんどん進歩していくので

相対的に退化しているのと同じ

ことになってしまうんです。

 

登山中、他の登山客たちが歩いているのに

自分だけ立ち止まっているようなものです。

 

周りの人たちと

どんどん差を付けられてしまいます。

 

 

ということで、

シャクに障りますが

意識高い系の人たちが言う

現状維持は衰退と同じ、という意見を支持して

 

日々1ミリでも成長できるよう

努力を続けていきたいと思います。

 

  • ブログを書いて文章力を磨く
  • 仕事を覚えて今までできなかったことをできるようになる
  • 英会話を習得する

など…

 

小さな努力でも継続していれば、

10年後、現状維持しかしなかった人とは

大きな差がついているはずです。

 

あなたも小さな努力を継続してみてください。

 

 

~とあるお寿司屋さんの話~

お客様が

 

『お茶を飲む角度が高くなれば、

お茶の量が少なくなっているサイン。

すかさず、お茶をお出しします』

 

『食後に胸ポケットを探る仕草をすれば、

薬を取り出しているサイン。

すぐに、お水を用意します』

 

繁盛しているお寿司屋さんでは

このようなことをやっているそうです。

 

言われる前に相手の要望を察知し、

サービスするのが本当の接客 なんだとか。

 

 

この話を聞いた時、

なるほど~と感心するとともに

接客に限らず恋愛とか営業とか

別のことにも通じる話だと感じました。

 

 

モテる人は

相手が望んでいるものを素早く察知し、

相手が言う前に”先に”出している気がしますし、

 

仕事のできる営業マンは

営業相手のニーズをくみ取り、

欲しい商品を欲しいタイミングで

適切に提供しているからこそ

トップセールスに君臨できていたりします。

 

 

目の前にいる人が何を望んでいるのか?

 

相手の要望を察知し、

相手が言い出す前にしてあげる…。

 

モテたい!とか

仕事がデキるようになりたい!

という方は、

 

相手が望むものを

先読みして提供する訓練をしてみましょう。

 

きっと良い成果につながりますから。

 

 

年収、性別、学歴、国籍、宗教・・・

 

人には様々な違いがあり、

違いが大きくなりすぎると
コミュニケーションをとろうとしても

会話が通じなくなってきます。

 

 

とくに収入(年収)の差は大きいです。


一見、性別や学歴が同じように見えても、

年収差を考慮せずに会話してしまうと、

双方にストレスが溜まります。


たとえば仮に私が年収1億円で

会話相手が年収500万円なら、

相手にはわからないことや

苦手なことがあって当然です。

また、仕事は出来たとしても

マナーやコミュニケーションに問題があったりすることもあり、

だからこそ年収500万円なんです。


何もかも年収1億円の人と同じように出来たら、

その人は年収1億円稼げてしまいます。

 

 

収入の話になると

どんなビジネスをやっているか?とか、

どうやってビジネスアイデアを形にするのか?とか、

収入に直接関係しそうなことにばかり

注目しがちですが、

 

コミュニケーションの方法だったり

睡眠時間だったり

マナーだったり、

 

一見、仕事とは関係なさそうなことが

カギだったりするので、

お金持ちの人を見つけたら

仕事以外の部分を真似したいですね。

 

ちなみに、さんざん法螺を吹いてきましたが

私は年収200万円なので

私のことは真似しちゃダメですよ~(笑)

 

 

 

今日はちょっと仕事に関係ありそうな話をしてみます。

 

私は今年の夏ごろからマレーシアにある会社への転職活動を始め、

運よく、とある外資系企業への就職が決まりました。

 

転職活動をしている中でいろいろな人の意見を

見たり、聞いたりして参考にしてきたのですが、

その中で、これは面白いな~と思ったことをご紹介します。

 

 

転職活動では必ず面接があるのですが、

その際、面接官が最後に

「なにか質問はありますか?」 と、

聞いてくることがあります。

 

面接中は質問される側だったのに、

私の方から企業側に対して唯一質問できるチャンスです。

 

 

もしもこのチャンスを手に入れることができたとしたら、

面接官に対して

 

「なぜ、あなたはこの会社で

働き続けているのですか?」

 

と質問してみるといいよ!

…このような意見を見つけました。

 

この質問、実は、けっこう良い質問なんですよね。

 

 

企業の採用担当の方は

その会社で何年間も働いている人のはずです。

 

その方が、その会社で何年も働き続けている理由。

これを知ることで、

その会社のことを深く知ることができます。

 

「給料がいいから」

「仕事が楽しいから」

「面白い人がいるから」

 

さまざまな理由で働き続けているかと思いますが、

面接官から聞き出せた理由を知ることで、

 

  • その会社がどういう雰囲気なのか?
  • 給料の実態は?
  • どんな人がはたらいているのか?
  • どういう仕事をしているのか?楽しそうか?

 

といったことを推測できます。

 

会社のホームページやパンフレットでは

知りえない情報です。

 

 

また、

 

「なぜ、いまの仕事を続けているのか?」

という質問は、自分自身のことを知るときにも役立ちます。

 

 

転職活動をしていると

「なぜ前職を辞めたか」は聞かれても

 

「なぜ、前の会社で働き続けていたのか?」を聞かれたことはありませんでした。

 

この問い、すぐに答えられない社会人も多いのでは?

 


毎日自分で「今日もこの会社を続ける」という選択をしているわけで、

そこには必ず理由があるはずです。

 

辞める意思は表に出やすいのに、

続ける意思、は出てきにくかったりします。

 

「なぜ、続けているのか?」

自分のことを知るのにも

転職予定の会社のことを知るのにも使えるので、

 

ときどき

「なぜ、続けているのか?」を

使ってみるといいですね。

 

私はFacebookをやっているのですが、

こちらがなんのリアクションも取っていないのに

朝の「おはよう」や

夜の「おやすみ」を

毎日欠かさず送信してくるおじさんを見かけます。

 

 

SNS界隈ではこのような人を

 

おはようおじさん

 

と呼んでいます。

 

 

このおはようおじさんの正体ですが、

実はこれ、コンピュータープログラムが

自動でメッセージを送信している

Bot(ボット=ロボット)なんですけどご存知でしたか?

 

 

まあbotというのはウソなんですけど、

毎日凝りもせず延々と自己満足な投稿をしている姿を見ると

本当にロボットが投稿しているんじゃないか?と

信じてしまいそうです。

 

1か月以上全く返信していないにも関わらず

同じ内容のあいさつ文を毎日送るなんて

普通の人間には不可能ですもんね!(笑)

 

 

Facebookでの投稿に限らず、

メッセージでも毎日

「おはよう」「おやすみ」を送ってくる人もいます。

 

私はお前の彼女かっ!とツッコミを入れたくなります。

 

 

おはようおじさん、

あるいはおやすみおじさんって

根っこの部分ではクレーマーと同じ種類の人たちです。

 

参考:学力よりもコミュ力の方が大事!

 

 

自分が他人からどう見られているか全然理解しておらず、

自己満足で自分勝手な意見を押し付けるのが大好きなところが

クレーマーとソックリです。

 

 

メッセージの送信相手の反応を

まったく気にせず、

一方的にメッセージを送り続けるのは

クレーマーと同じ

 

コミュニケーション能力が極度に低い

からこそできることなんですね。

 

 

そしてコミュ力が低すぎるがゆえに

自分では気づかないところで敵を作り、

人がどんどん離れていってしまう・・・。

悲惨なものです。

 

 

・Facebookで「おはよう」や「おやすみ」を

 毎日のように投稿している

・返信がないにもかかわらず、

 延々と、一方的にメッセージを送信し続けている

 

 

このような行為に心当たりのある方は

 

クレーマー予備軍 であり、

 

将来は孤独死する可能性が高い ので

 

気を付けた方がいいですね。

 

 

また、知り合いにこのような方がいた場合は

そっと距離をとって近づかないようにすることをおすすめします。

 

「おはようおじさん」に要注意です。

 

関連記事:学力よりもコミュ力の方が大事!

 

テレビデオが誕生したころからでしょうか?

 

1つの製品に別の製品の機能を組み込んで

 

「1つの製品で2つ分の機能が使えます!」

 

みたいな宣伝文句が幅を利かせ、

人々が複数の機能が詰め込まれた

製品を買い求めるようになったのは。

 

 

洗濯槽と脱水槽が合体して

1つの槽で洗濯も脱水もできるようになったり、

ボールペンにハンコが付属して

仕事中にハンコを探しに行かなくても

済むようになったりと、

 

1つで2粒分美味しい!

みたいな製品が生まれたことで

私たちの生活は便利になりました。

 
 
このように1つの製品に2つや3つ、
あるいはそれ以上の機能を組み込んでいく商品開発は
足し算 の商品開発といわれています。
 
これまでになかった機能を
ひたすら足していくからです。

 

 

足し算の商品は

私たちの生活を便利にしてくれました。

 

 

ところが最近、

かつてのような足し算の商品開発に

見直しの動きが求められています。

 

 

多機能化するのではなく

逆に機能を引き算していくことで、

シンプルかつ高機能な製品を作ろうというのです。

 

 

多機能化が流行したおかげで

生活は便利になりましたが、

今度はあまりにも多機能化しすぎたせいで

 

商品の値段は高騰し続け、

買ってから一度も使わない機能がいくつもある・・・

 

あまりにも機能が多く、複雑すぎて

なにをどうやって使えばいいのかよくわからない・・・

 

そんな商品が溢れてしまいました。

 

 

使わない機能のために

たくさんのお金を支払うのは

ナンセンスです。

 

ごく限られたシンプルな機能しかなくても良いから

もっと安く、使いやすい製品が求められるようになったのです。

 

 

『美は、余分なものの浄化である。』

 

これは芸術の大家、ミケランジェロの言葉。

 

 

この言葉と同じで、

 

多機能化する足し算の思考法ではなく

引き算して出来るだけシンプルにする。

 

 

思考能力や判断能力、理解力が衰えた

老人が増え続ける日本では特に、

誰にでもすぐに理解できて使いこなせる

シンプルな製品に需要があります。

 

時代や場所によって

求められるものは異なります。

 

数十年前は、

足し算した高機能製品に需要がありました。

 

しかし現在は、機能を引き算した

シンプルな製品が求められているんです。

 

 

Apple社の Mac や iPhone が

爆発的に売れたのも、

トリセツすら必要ないくらい

シンプルで使いやすい製品だったからでしょう。

 

モノ作りする際は引き算思考して

できるだけシンプルなものを作るようにすれば

ヒットする可能性が高まりそうですね。

 

足し算するのではなく
引き算する。
 
できるだけ簡単に、
シンプルなものを目指しましょう。