吉備路残照△古代ロマン -39ページ目

吉備路残照△古代ロマン

吉備路自転車道を回って以来すっかり古代吉備国の残り香に取り憑かれました。
歴史と神話が絡み合っているから多くの遺蹟の故事来歴が謎に包まれています。
鬼ノ城・温羅伝説・鳴釜神事等の謎に新しい解釈を加えていけるので楽しみです。

源氏物語名場面㉕

 

明石 壱

 

 

浜辺の館

善楽寺戒光院

源氏

明石招いた明石入道の住居跡。

源氏【浜辺の館】で暮らすことになる。

 

 

源氏一行の舟は

日の出前

明石を目指して須磨の浦を漕ぎ出した。

 

明石入道【浜辺の館】

国司時代に蓄えた財力に任せて

京風にとても洒落た趣向を凝らしてあった。

 

源氏は当面そこで暮らすことになる。

 

 【浜辺の館】落ち着くと

早速紫の上藤壺尼宮朧月夜

近況知らせる手紙を書き送った。

 

入道は日々勤行三昧に余念がないが、

家の繁栄のため

源氏に嫁がせるのが悲願である。

 

そのために源氏を招いたのであり

顔を会わせる度に*のことを仄めかした。

 

*/後の明石の君

源氏との間

入道悲願の孫娘/明石中宮を儲ける

 

源氏

都で留守を守っている紫の上

現地妻を持とうとは思わない

やはり

多情な性分は抑えられなかったようだ。

 

明石の君

偶然垣間見た源氏

洗練された優美な容姿に

の如何ともし難い格差を感じて

身のほど知らずの

入道の目論見が恥ずかしくなっていた。

 

 

秋立つ頃

 

源氏暇に飽かせて

琴を爪弾いていると音色

明石の君入道のもとに届いた。

 

入道源氏に申し出る。

 

の奏でる琴の音色も

なかなかなものでございます。

いつか是非

源氏の君お聴き願いたいものです」

 

 

 そのころ都では

朱雀帝の夢枕に桐壷院立ち

怒りに燃えた目でを睨みつけていた。