リーゼントサングラスがよく似合った。

 

まもなく5月14日は俳優三浦洋一命日です。

 

なんと24回目の命日です。享年46。

 

 

 

以前、アクション俳優をめざす若者に

 

「あこがれているのは誰?」と聞いたとき、

 

すかさず「岡田准一さん」と返ってきました。

 

 

 

「三浦洋一はどう?」と言ったら

 

「・・・・・・」

 

まったく反応がありませんでした。

 

(そうか、その若者が物心ついたときには、

 

 三浦君はもう亡くなっていたんだ…)

 

当たり前とはいえ、ショックでした。

 

 

 

三浦君とは中学・高校・大学と一緒でした。

 

大学キャンパスでよく顔を合わせましたが、

 

それも2年生まで。

 

 

 

「いま芝居がおもしろくて

 授業に出られない」

 

 

そんな言葉を最後に、大学では

 

まったく顔を見なくなりました。

 

 

 

しかし活躍ぶりは素晴らしかった!

 

テレビでは主演級ドラマが目白押し。

 

すっかり人気俳優になりました。

 

 

 

©TOEI COMPANY,LTD テレビ朝日

 

 

 

忙しい中、私が勤める名古屋のテレビ局で

 

早朝番組に生出演してくれたことも

 

ありました。

 

 

 

しばらく闘病中とは聞いていましたが、

 

再会を楽しみにしていた2000年春、

 

同窓会に欠席の連絡がありました。

 

 

 

そして、ほどなくして訃報が……

 

 

 

葬儀は、24年前の5月18日、

 

東京・府中の日華斎場で営まれました。

 

 

 

彼の棺(ひつぎ)が、びっくりするほど

 

軽かったことを覚えています。

 

 

 

それもそのはず・・・

 

 

 

食道がんでいっさい食事はできず、

 

180センチの長身なのに

 

体重は40キロ台だった、と

 

あとで聞きました。

 

 

 

それでも・・・

 

 

 

棺の中の三浦君はタキシードにリーゼント。

 

めっちゃカッコ良かった。

 

 

 


 

 

この日、喪主をつとめた妻の真理子さん

 

6年前に卵巣がんで亡くなりました。

 

 

 

 

  懐かしい年賀状の写真から

 

 

 

友人が亡くなるのはさみしい……

 

彼を知る人がいなくなるのも

 

いまはとってもさみしい……

 

 

 

こうしてブログに名を記すことで、

 

一人でも多くの方に

 

 

俳優三浦洋一のことを

思い出してほしいのです。