この秋から、孫が通う小学校で
絵本の読み聞かせ・朗読ボランティアを
担当することになりました。
現在、ボランティア担当者は20数名。
男性は私を含めて、わずか3名で、
若いお母さんたちが中心です。
おじいちゃんで担当するのは
私だけ! なんか恥ずかしい…
先日、初めての顔合わせがありました。
「アナウンサーの方の朗読がどういうものか
ぜひ見学させてください」――
そんな声に、久しぶりに……私、
プレッシャーを感じてしまいました
さて、上手な朗読ってどんな朗読でしょう?
私は、感動の2文字を伝えられる読み方、
人の心を動かすことができる読み方に
尽きると考えています。
ただし――
人の心を動かすのは、
テクニックではありません!
たとえば、人から聞いた話を、
今度は自分が誰かに伝えようとしたとき、
自分が心から感動した話でなければ、
相手の心を動かすことはできません。
自分が感動したエピソードだからこそ、
人の心を動かせるのです。
自分が心を動かされた話を、
感動のあまり、途中で言葉に詰まって、
もう何も言葉が出なくなっても、
相手にその気持ちは伝わるものです。
ですから、朗読するにあたって
まず大切なこと、それは――
自分が感動した本を選ぶこと。
さあ、何を選ぼうかな?
みらいパブリッシング 刊
あすなろ書房 刊
主婦の友社 刊