古代ギリシアの音楽について | asa385のブログ

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今日の1曲

古代ギリシアの音楽



古代ギリシアではこんな音楽が演奏され聴かれていたんでしょうか?
なんだか「おやすみなさい、よい夢を。。そしていつのまに夢心地。。。」て雰囲気の音楽。


wikipediaより古代ギリシアの音楽について

英語のmusicの語源はゼウスの娘で創造神であり知の守護神である女神ムーサに由来。

音楽は古代ギリシア人の生活においてはなくてはならないものだった。社会的なもの殆ど全てに音楽は姿を表す。

「天球の音楽」
ピュタゴラスと彼の弟子たちは宇宙の調和についての知識の根本として天球の音楽を研究した。どのようにして弦が空気を震わすのか、どのようにして倍音が奏でられるのか、ある倍音と他の倍音の数学的関係はどのようなものか…など。また、そこから、どのように宇宙が構成され、その宇宙をどのように我々は知覚できるのか、という数学的、哲学的記述。「天球の音楽」としてピュタゴラスたちが研究したのは星、太陽、惑星、そして調和のもとに波打つ全てのものであった。

プラトンは「新しい音楽」について、「ピュタゴラスの調和の原理」が無分別な精神に落ちぶれたと嘆き、批判している。そこから、ピュタゴラスが考え出した音楽システムが古代ギリシアに定着していた事と、そして公共の場でプロの音楽家によって演奏が行われていた事などか推測できるという。

この「新しい音楽家」プラトンが言う「無法者」の中にはおそらくアリストクセノスが含まれていた。彼はピュタゴラスが重んじた数学的な音楽体系とは別のもの、つまり、耳によって捉えた音楽理論を考えていた。「私達は本質的、直接的に天球の音楽をきく事が出来ない。ならば単純に多くの人にとって心地の良い音楽を演奏し歌えばいいではないか」と主張した。
なんでもいいから心地良い音楽を演奏する、という事はプラトンの時代に確立した、様式のエートス(音楽には道徳的側面があり人間の精神はこれに左右されるという考え、音楽の道徳論)を冒涜するものだった。
これはつまり、当時のギリシア人が、様々な音楽様式に対して感情的、超自然的な特徴を見出し、それらに関連した複雑な音楽体系を作り上げていた事を示している。


古代ギリシアの楽器

☆ライアー(リラ、リュラ)→弦を爪弾いたり弾いたりして演奏。亀の甲羅のフレームで作られ、手で持って弾いた。7本かそれ以上の弦を張り、他の楽器や奏者の朗唱に合わせて弾いた。



☆キタラー→ライアーより複雑な作りの、これも弦を爪弾いて弾く楽器



☆アウロス→オーボエみたいな音が出る楽器



☆パンパイプ→指で押さえて吹く笛



☆ヒュドラウリス→鍵盤楽器、一定の気圧を保つ為水が使われている。パイプオルガンの先駆けとも見なせる。







桜はそろそろ終わり


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