恋は盲目
恋に落ちる。
恋に溺れる。
恋焦がれる。
…
恋に関する云われって
大概にして苦しむものが多い。
だからこそ「恋は楽しい！」ともなりうるのだけれど。
でも、わざわざ苦しみにいくって
おかしくないか？
落ちて溺れて焦がれて…
辛くて苦しくてそれでも思うって…
…。
あぁ、だから私は恋愛に縁がないんだなー。
と、改めて思ったんです。
傍目で楽しそうだなと思う反面
辛くて涙する子も見てきたから、
そんな苦しいの嫌だもの。
それなら誰かを好きにならないほうがいい。
叶わない思いなんて
初めから持たないほうがいい。
人だけでなく、物に対しても
欲しいなんて思わない方がいい。
手に入らなくて苦しいだけだから。
「かっこいいな」
「素敵だな」と思うことはあっても
「これは恋ではない」
と、
していたのは
他でもない私でした。
あーあ。
そんななか、
最近気づいたんです。
人でも物でも
恋とかときめきとか
そういう感情が湧いたとき
私はどうしたいのか？
私はどう在りたいのか？を
問うことができるということを。
そうしたら
出てきたのは「手に入れたい」ではなく
もっと「きれいになりたい」でした。
外見を気にし始めたり
人柄を見つめ直したり
所作や姿勢を改めたり
(人なら)一緒にいて堂々としていられる自分で在りたい。
(物なら)それが身の回りにあることに気おくれしない自分で在りたい。
対象にどうこうしてもらおうとするのではなく、
自分がどうなりたいのか？
そして、自分自身に気をかけてあげるのであれば
これって自分への愛にほかならない。
この方が私が嬉しい。
誰かの反応を求めなくていいから
苦しむこともない。
楽に楽しく美しくなる。
自己完結！
「恋せよ乙女」とはよく言ったものね。
(乙女が何歳までなんてここでは問わんw)
「恋は人を魅力的にする」のはまさにこういうことよね。