忘れたいのに忘れられないのは、覚えていたいから |   Hilole Lani

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   糸を紡ぎ、布を編むように一人ひとりが好きな世界を創っていき、
   それぞれの世界が出会いによって重なり、共に経験していくことで
   さらに美しい世界が広がっていきますように☆







楽しかったことは
いつの間にか忘れていて
聞かれたときに
「あ、そういえば!そうだったね~!
楽しかったね~爆笑」となるのに…




恥ずかしかったこと
嫌な思いをしたこと
悔しかったことなど

さっさと忘れたいものに限って
ずーーーっと忘れずにいる。


何度も何度も思い出しては
その時の気分を繰り返し体験して
また忘れずにしっかり記憶する。



そう、
「忘れたいのに忘れられない」のではなく、
忘れたくないから
ずっと覚えていたいから
何度も何度も思い出しているということ。




「こんなに嫌なのに?!忘れたいのに?!」
嫌嫌言いながら楽しんでいるw

好きなことでも嫌なことでも
振れ幅が大きいほど
衝撃的で楽しいんだもの。


そして、人は嫌なことのほうが
振り幅を大きく感じてしまう。


一万円をもらうより
一万円をなくしたときのほうが
衝撃が大きいでしょう?w




本当に忘れたいのなら
こういう性質を諦めて
さっさとお手上げしちゃおう。




また思い出しちゃったら
気づいて、やめよう。

いつまでも
その嫌な気分を味わうのをやめよう。





忘れるのも
忘れないでいるのも

どちらも好きでやっているんだから。