愛は日常@ルーブル美術館展 |   Hilole Lani

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   糸を紡ぎ、布を編むように一人ひとりが好きな世界を創っていき、
   それぞれの世界が出会いによって重なり、共に経験していくことで
   さらに美しい世界が広がっていきますように☆



国立新美術館で開催されている
ルーブル展に行ってきました!!


お天気良くてよかった〜!
暑いくらい笑い泣き



平日でしたが
やっぱり都心!
人がたくさんいましたよ。
(休日はもっとすごいんだろうな)

久しぶりの都心だわ。



今回のルーブル美術館展は
「愛を描く」がテーマだったので
愛に関する絵画の展示でした。



まぁ、「愛」と一言で言っても
その範囲はとどまることを知らず…

愛の神アモル(キューピット)が
メインの展示になっていました。



翼をもった赤ちゃんみたいな
ムチムチかわいいキューピットに
矢を射貫かれたら恋に落ちる…

それだけ衝撃的なことなんですね、恋って。




ギリシャ神話の恋にまつわる絵画やエピソードって
ホント人間味溢れていておもしろいです。


純愛なんて、なんのその。


浮気したり
略奪愛だの
連れ去ったり
誘惑したり
寝ているすきを狙うだの…

結構ドロドロしてますよね。


キレイなだけじゃないからこそ
これだけ人々の興味を惹くんだろうなぁ。




ギリシャ神話の他にも
民衆の恋愛模様や
キリストの親子愛が描かれた作品も
展示されていました。



こういう風に背景がバラバラななか
「愛」という一つのテーマで見ていくと

愛って日常だなと思います。



その辺にあるもの。




何年も前に描かれた情景は
今も世界のどこかにありそうな情景だもの。



妻の浮気現場をぼう然と眺める夫とか
『ウルカヌスに驚かされるマルスとヴィーナス』



男性がワイン片手に女性を誘っているところを盗み聞きする老婆とか
内緒の盗み聞き』




神さまも人間もおんなじ。



恋に落ちたり
駆け引きしたり
他人の恋を眺めたり

慈しみの眼差しを向けたり
心からの愛を表現したり


とっても日常。




『アモルとプシュケ』
または
『アモルの最初のキスを受けるプシュケ』

油絵の布地の表現が好きなんですよね~私。


なんか、このアモル…プシュケに肉体的に触れていない気がするんですよね。

このプシュケにはアモルが見えていない気がする。



『アポロンとキュパリッソス』






『ダンテとヴェルギリウスの前に現れた
フランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊』





在るものすべてが「愛」であり、


この世の一つひとつが愛のカタマリで
私たち一人ひとりが愛の存在なんだ。




そして、目に見えないものも然り。




私たちが認識するもの、
目に見えないものも含めて
「在る」としたものすべてが愛なんだと。









美術館って
好きなんですけど
一度に情報を大量に受け取るもんだから
けっこう疲れるんですよねw


最近は、作品に集中できるように
スニーカーで行くようにしています。



それでも頭が疲れるので
甘いもの欲しくなるw


久しぶりのパフェ
食べれちゃうのよね(笑)