自由になるために枠を取っ払うのではなく、 |   Hilole Lani

  Hilole Lani

 
   糸を紡ぎ、布を編むように一人ひとりが好きな世界を創っていき、
   それぞれの世界が出会いによって重なり、共に経験していくことで
   さらに美しい世界が広がっていきますように☆




ミュシャ展に行ってきました!


ミュシャミュシャミュシャ〜ルンルン




全作品撮影OKとのことで
気になったモチーフをバシバシ撮ってきた!



じっくり見ると疲れるほどの
圧倒的作品数!ラブキラキラ

ありがたや~イエローハート





ミュシャといえば
少女漫画を思わせるような
可愛らしいイメージだったのですが、
よくよく見ると不気味で陰気な描写も多々ありました。


「綺麗事だけじゃないよねぇ」みたいなのも
一つの作品に収めることができるセンス…欲しいキラキラキラキラ






何が反射してるのかと思いきや
非常口の案内灯じゃないですか!笑い泣き




草花に囲まれた少女
まさに「曲線美」を惜しみなく表現。


背景の円も後光のような効果を演出しています。




たくらむサロメ…





髪の毛のくりんくりんと
タバコの煙が直線的な対比がいい。






私が「ミュシャらしさ」を感じるのは
髪の毛の縁取りです。



枠を取るようにしっかりと囲んでいます。



髪の毛なんてさ、
次の瞬間に形が変わるじゃないですか。

それを敢えて縁取り、境界線をはっきりさせることで
「その瞬間」を切り取っている感じが生まれます。


切り絵っぽさも感じるね。



枠をつくってるんだけど
その枠も次の瞬間に変わる可能性を秘めている。
というか、変わるものとして受け入れることができる。




よくさ、
「枠を取っ払って自由になろう!」みたいなのあるけど、

その「枠」も自由でいいんじゃない?ってこと。



好きに枠を作ってよくて
次の瞬間には別の枠を作っていい。


もちろん、枠自体がなくてもいい。




自由ってそういうことかなと。










「花と羽根」
二連作品。

私、こういう「2つでひとつ」みたいな
作品好きなんですよねー。



しおりもどちらか選べなくて
両方買ったよ。







対になってる作品が好き。
よくよくみると枠も左右対称じゃないのよ。

それでもまとまるもんなのね〜。
というか、まとめる技術なんだろうけど。





連作とか。











グッズも買って大満足!!

会期中にもう一度行こうかな(笑)