「手のひらを太陽に」の元ネタが
太陽ではなく、懐中電灯だったことを知り
和みました
親近感わくよね。
ちょうどこのとき
周りで起きた出来事を見ていて
「正義」について考えていたんですよね。
そして、こちらの本を読んで
一般的に言われている
「正義」ってナイフみたいなものだなーとおもったんです。
ちなみに、
やなせ氏のいっている「正義」は
ナイフですらありません。
やなせ氏の正義は「アンパンマンのマーチ」の歌詞そのもの。
ナイフを振りかざせば
相手は恐怖で萎縮するか、
敵意をあらわにせざるを得ません。
でも、そのナイフで料理を作り
相手にごちそうして
一緒に食べることができたなら、
一気に仲良くなることができる。
そのナイフはわざわざ見せるものではないんですよね。
聞かれたら「こんなナイフ(正義)を持ってるよ」と言えばいい。
ましてや、振りかざすものでは絶対にない。
正義と悪は簡単に逆転します。
正義は振りかざした途端
相手にとっては悪になる。
持っているのはいいけど、
その扱い方には気をつけなければなりません。
もし、その正義を行うならば
自分も傷つくことを覚悟しなければならない。
正義を行うことが、
その場での正解とは限らないんですよね。
相手も自分も…
誰も笑顔にならないし
誰も喜ばない。
私も、
「こんなの間違っている!」
「変えるべきだ!私が変えるんだ!」と
意気込んでいた若かりしときがありました。(遠い目)
振り返って、周りの方々に
相当な迷惑をかけていたことがわかりましたw
申し訳ないし、
恥ずかしいったらありゃしないよ
間違いを指摘して正義ぶるのは終わりにしよう。
「正義は勝つ!」というのは嘘くさい。
負けを生み出してしまうことが悪になる。
それ、全然楽しくないんだよ。
私の正義と聞かれれば…
私もちゃんと答えられないけれど、
半径5mくらいにいる身近な人が
私といることで心地よくなったり和んだりすればいいなぁと思います。
お腹を空かせて飢えている人に
パンを差し出せるかというと…
なかなかできないのよ。
誰とも敵対しない「許し」であればいいと願います。
最後にベタですが
やなせ氏が正義とした
「アンパンのマーチ」の歌詞を載せて締めたいと思います。