本の備忘録カテゴリをつくったものの
なかなか書けていない現実よ…。
本は読んでるんだけど
なかなかこう…思ったことや感じたことを
言葉にできないんですよね。
言葉にしようとすればするほど
なにかが目減りしてしまうような感覚があります。
そんなこと、ないのにね。
相手に伝わったことが
自分の伝えたかったことと
ズレがあったとしても
自分の思いは変わらないんだから。
自分自身が思う限り
なにも減らない。
そんなわけで今回の本は…
ミハエル・エンデの
「オリーブの森で語りあう」
これね、対談集なんですよ。
物語じゃないんです。
エンデを含む3人の…それぞれ立場が違う中での対談集です。
出だしにね、
エンデ全集15 オリーブの森で語り合うより抜粋
↑このように書かれていて
本当にそうだよなぁと。
個人対個人でも
組織対組織でも
こういう姿勢でいたいと、
当たり前のことながら心打たれたのです。
これ自体、半世紀前のものなのですが、
まーーーあびっくり!
今でも通用する内容なんです。
テーマを決めつつも
政治、教育、人間関係…話題は多岐に及んでいます。
そしてなにより…
私がブログに書こうと思った理由でもあるんですが、
エンデの発言が
まさしく私が思っていたことを
的確に言葉にしていたからなんです。
もう、ひたすらに
激しく同意!!でした
「そうそうそう!そうなのよー!!」の連発w
私が言葉にしたくてしたくて
もがいていたものを
気持ちよく的確に言葉にしてくれていました。
実際に、それを話してみろと言われると
出来ないんだけどね(笑)
でも、できるようになりたい。
自分のものにしていきたい。
自分の言葉をつくっていくってこういうことだ。
きっと、この三人の中に入ったところで
私はなんにも話せないんだろうけど、
それでもそんなオリーブの森での語らいに
参加したいと思いました