スーパードンキーコング2のプレイまとめ記事。

日記みたいなもので攻略情報ではない。


■ワールド1 かいぞく船「バッドクルール」

【パイレーツ パニック】
最初の部屋に1UPバルーンあり。スタート地点で真上に相方を投げるとタル大砲で23本のバナナが手に入り、その軌道上でバナナコインが手に入る。スタートしたらまず左を調べるのはドンキーシリーズの基本。チームアップで敵を倒せるが、当たり判定を食らうと相方を失うので注意。残機を増やしやすくステージも歩きやすい。ただしカボイングやクロバーなど狙って踏みにくい敵が地味に多いので、踏んで倒す練習をしておく事。ニークはローリングアタックで倒したくなるが最後の一匹を倒し損ねてダメージを食らう事があるので割と注意しなければならない。ランビの扱い方も練習できる。残機を増やすのに持ってこいのステージ。残機はカンスト後も増やせる。

【メインマスト クライシス】
ここでは坂に出没するカボイングと、ビートルという昆虫のような敵が現れる。どちらも今後悩まされる厄介要素で、前者は単純に踏み難く、後者は踏むと少々弾かれる。かぜのこうざんなどで不用意に踏むと落下死させられる。そろそろローリングアタックに慣れる事と、落下死があるのでポニーテールスピンをよく練習すること。まだそんなに難易度は高くないが、一定ペースでロープを滑り落ちてくるクリンガーという敵がいる。格子状のロープ間の横移動がディディーもディクシーも遅いという特性をここで把握しておくこと。

【アスレチック デッキ】
雰囲気はパイレーツ パニックに似ているが、フックを使ったアクションが出てくるのと、チームアップを使わないと進めない場所が出てくる。踏むと怒って触れるとダメージ判定になるクランチャという筋骨隆々とした敵は今後も悩まされるので、なるべくよけて進むか手近のタルなどで倒しながら進むとよい。相方を投げて倒す事もできる。無敵バレルに入ると無敵になれるが、BGMが無機質で持続時間がさっぱり分からない。とはいえ多くの場合ボーナスバレルやDKコインを取る為にあるので、無敵になる目的意識がしっかりしていればそんなに気にしなくてもよいだろう。宝箱は投げても壊れず敵に当てないと壊れない。バナナバンチ、バナナコイン、KONGパネルなどいいものが入っているので、見つけたら壊してみるとよい。

【船ぞこダイビング】
綺麗な水中のグラフィックが本作でも見られる。が、コースを進めるにつれて水位が上がったり下がったりするという謎ギミックに狼狽えてはいけない。水中ステージの敵はどれも厄介。エイのような姿をしたフロートサム、こちらを見つけると猛スピードで突っ込んでくるロックジョー、ヒトデのシュリなど。貨物の所々に抜け道があり、バナナコインなどが手に入る。ゴール直前で水位が下がりきる前に乗れる道を進むとDKコインがある。船の軋む音などを取り込んだ短調の音楽(Lockjaw's Saga)が印象的。

【ラトリーとうじょう】
本作で初登場のアニマルフレンド「ラトリー」に変身して進む。敵を踏んで大ジャンプしたり、Aボタンで力を溜めると更に高くジャンプできる。ビートルやクランチャも難なく踏める。特に難しい箇所もないが、一つ知っておくべきは、触れないと見えないアイテムがノーヒントで登場する事。中盤のトンボの敵(フリッター)が二匹並んだ場所のロープ上で、一見何もないがジャンプするとフリッターを踏み越えろと言わんばかりのフックが現れる。子供のような直感も大事で、先入観が102%クリアを阻む場所も今後出てくる。唯一注意すべきはジンガーぐらいだと思うが、6面のクサリのとうのボーナスも似たようなコース構成で苦労する可能性が高い。ここのBGMも旗が靡くような音をリズムに乗せていて面白い。

【たいせん!ボス ゾッキー】
ワシのような姿をした鳥のボス。高所にある巣から自分の卵を落として攻撃してくる。卵を持ってゾッキーに4回ぶつけるだけで倒せる。


■ワールド2 マグマのどうくつ「クロコドーム」

【ようがんクロコジャンプ】
まずチームアップでスタート地点直上の宝箱を取って近くのニークにぶつけると2UPバルーンが手に入る。溶岩に顔を出すクロコヘッドを渡って進むステージで、緑色の者はそのまま足場に、茶色い者はバネのようにコングを飛ばしてくれる。ジャンプ後の空中操作も後述の「タルタルこうざん」などに登場するタル大砲に比べれば何も難しくない。クロバーは踏んで溶岩に投げ捨ててしまえばいい。道中の鉄球を大砲まで運んで飛ぶとボーナスがあり、その直後のスクイッターでY字型のバナナの場所を上に進むとDKコインがある。他にも不自然にバナナが浮いているなど気になる場所があったら行ってみるとよい。特に難しいギミックもなくサクサク進める。

【タルタルこうざん】
タル大砲を乗り継いで上を目指すステージで、その操作性の難しさには今後も悩まされる。飛ばしたコングの空中操作が非常に敏感で、次のタル大砲にシュートするのがとても難しい。中間を過ぎると明らかに難易度が上がり、ジンガーの隙を縫ってタル大砲で渡って行かなければならない。大砲を撃ってくるキャノンという敵は踏むだけで倒せるが、倒すとボーナスなどが取れなくなるステージも今後出てくるので注意。こちらに突進してくるゾッキーは今後も厄介なので上手く踏むかよけれるようになっておくとよい。特筆すべきはDKコインの場所がゲーム中1、2位を争うほど分かり難いという点で、一応クランキーがヒントを出している。

【しゃくねつダイビング】
船ぞこダイビングと溶岩を組み合わせたようなステージ。今後様々なギミックの組み合わせで難易度を上げに来る予感がするが、その最大級がロストワールドのアニマルランドにある。アザラシ(クラッパー)を踏むと熱湯が水に変わって一定時間だけ泳げるようになるが、水面ジャンプが上手くできなくて焦りやすい。難所は一回目のタル大砲から中間までにある広い水中で、上にも下にもフロートサムやロックジョーがいて当たりやすい。焦る必要はないのでしっかり先を確かめて進むこと。終盤のアザラシを踏んですぐ右下に進むと無敵バレルがあり、無敵になってバナナの道標を辿るとDKコインがある。そのままゴール前のクロバーも倒せるおまけ付き。

【ねっききゅうライド】
溶岩の上を熱気球に乗って進むステージ。まずスタート地点の上に行けそうなのでチームアップで登るとバナナコインが2枚ある。その先にいるクロバーはバナナを奪うので即倒すこと(後のステージでは残機を奪う者も出てくる)。熱気球は蒸気が噴出している地点では高度を維持できるが、それ以外の場所では上昇気流が無いのでどんどん下降していく。この特性を良くも悪くも生かしたステージ構成になっている。チームアップでランビを手に入れれば道中のジンガーやクロバーを蹴散らしながら進む事ができて超便利。クランチャが熱気球に乗っている場所に何か秘密があるように見えて実は何もなく、ランビを解除して中間を過ぎた先にジンガーが不自然に熱気球を塞いでいる場所があり、少し先のTNTバレルで上のジンガーを倒すとDKコインに辿り着ける。その先の道中は、蒸気が無い場所を素早く渡る、ジンガーの隙間を縫って進む、上昇気流の先にジンガーが連続でいるなど明らかに難易度が上がる。ゴールの1UPバルーンは降りてくる熱気球に乗り移らなくてもそのまま大ジャンプで取れたりする。

【スコークスこうざん】
アニマルフレンドの仲間であるオウムの「スコークス」につかまって上を目指すステージ。前半では回転タル大砲という少々難しいギミックがあるがまだ難易度はそこまでではない。スコークスはYボタンでココナッツのような物を吐き出して敵を倒す事ができるので有能だが、空中操作が中々難しく、当たり判定を把握するのにも時間が掛かる。鉛直進行方向にキーを入れれば素早く移動でき、逆方向にキーを入れるとホバリングに近い飛び方ができる。このステージで学ぶ事は、赤いジンガーはスコークスでも倒せないという点と、自機の当たり判定が増える点、進行方向が縦でゾッキーがいる地帯は止まらず登りきるという点。これはロープで登る地帯でも同じ。ただしその先に大砲を下に撃ってくるキャノンがいるので要注意。まだスコークスの難しさは顕在化していないが、4面、6面、7面、ロストワールドで散々苦労することになる。

【げきとつ!ボス クリーバー】
刀を振り回して火球を飛ばしてくるドクロの姿をしたボス。天から落ちてくる鉄球を投げつければダメージを与えられる。フックが出てきたら対岸に渡り、火球を何発かよけてまた鉄球をぶつけてやればよい。これを3回繰り返すと倒せる…ように見えてまだ終わっていない。刀を突き刺そうとしてくるので大ジャンプでよけてフックで対岸に渡り、同じように鉄球を3回ぶつければよいのだが、敵は頭上から降りてくるので鉄球を頭上に抱えるディクシーの方が倒しやすい。


■ワールド3 船のはかば「クレムクエイ」

【かいてんタルさんばし】
時間制限付きの回転タル大砲を乗り継いで進むステージ。沼地では足場に乗らないとミスになる。不気味な笑い声を上げて空から木箱などを投げつけてくる敵(クローク)はジンガーを投げて道を塞いだりもするので厄介だが、タルを当てれば倒せる。回転タル大砲は十字キーで右回りか左回りかを入力すると角度を変える事ができて、慣れてくるとどの角度にも素早く向けられるようになる。一度ぐらいは回転方向を間違えてもリカバリーできるぐらいの時間制限だったりするので焦らなくてよい。道中のニークはローリングで倒すとその先のジンガーでやられる可能性が高いので踏みで倒した方がよい。コングを上に飛ばして沼地を渡る自動タル大砲は難所だが、最頂点から落下し始めたタイミングで十字キーを少し右に入れるぐらいにすると上手く大砲にシュートできる。どちらかというとクロークの存在が印象的なステージで、ボーナスに誘導する者もいれば、ジンガーでボーナスバレルを塞ぐ者もいる。

【くらやみダイビング】
真っ暗で何も見えない水中を進む、わけではなく、スタートして少し進むとアンコウ(グリマー)が道を照らしてくれる。そのままスタート地点に戻って上に進むと誘導バナナがあり、その先にボーナスがある。ただしアンコウはいないので自力で正しいルートを見つけなければならない。ボーナスを出たらその上に抜け道があるので潜り抜けると別の部屋に入れて、更に抜け道を進むとDKコインがある。バナナ文字で2から4までの部屋があるので1番の部屋も探したくなるが、なぜか存在しない。道中ではロックジョーやフロートサムが進路上に何ぼでもいるのと、破裂して針を飛ばしてくるハリセンボンの敵(パフタップ)がいるので注意。下を押しながら泳ぐとスコークスのように高さを変えることなく泳げて進路上のフロートサムを回避するのに便利。ハリセンボンが飛ばす針は地味に厄介で、偏角0度だけでなく偏角45度もあってよけにくいので要注意。

【どろどろクロコジャンプ】
スタートしてすぐ左を見ると明らかに怪しいジンガーが2匹いる。ここをチームアップで超えてさらに左に行き、その先のジンガーもチームアップで超えて左へ進んでいくとDKコインがある。スタートから右へ行くとカットラスという超厄介なザコ敵がいて、近づくと猛スピードで走ってきて双剣を振り下ろしてくる。そのタイミングで踏めば基本的に倒せるが、2回振り下ろして来る者は同じ方法では倒せない初見殺し。沼地のポールやフリッターを渡って進むのが基本的なギミックで、前半もジンガーがいて難しいが、後半ではスイッチでクロコヘッドを水面に出して制限時間内に渡る地帯、クリンガーがいて邪魔なポールを渡る地帯、ジンガーが邪魔な地帯などを通らなければならないので、ディクシーの方がよい。

【ラトリーに大へんしん】
まずスタート地点の直上にバナナが不自然に1本あるのでジャンプしてみると隠しタル大砲があり、飛んでいくとボーナスバレルがある。最初の部屋でラトリーに変身して進むステージで、カボイングなどを踏むと大ジャンプできる。ただし油断すると画面の下に穴があって落下死するので注意。基本的に楽しいステージだが、ジンガーを踏んでジャンプする箇所がいちいち難しい。キャノンが横に撃ってくるタルや鉄球にやられやすい点や、終盤で高い場所から飛び降りてくるカボイングにもやられないように厳重に注意しなければならない。ラトリーはジャンプ性能は高いが、歩きにくいのである。

【しずむナンパ船】
下の水面にピラニアのスナップジョーがいて何のつもりかと思っていると、コースを進めるにつれて水位が上昇してくる。つまりピラニアがコングを追いかけて来るので急いで進まなければならず、しかも一度水に落ちるとピラニアに食われて即ダメージ若しくはミスになってしまう。足場にいる昆虫(ビートル)は無視かローリングで倒し、クランチャは相方を投げつけて倒せばよい。後半のジンガー地帯は水位上昇に焦らず落ち着いて突破すること。ゴールの真下にあるDKコインを取るにはチームアップで無敵バレルに入る必要があり、そこにDKバレルは無いので、相方を失わずここまで来なければならない。

【とげとげタルめいろ】
ダメージ判定がある茨の中に迷路のように配置されたタル大砲を乗り継いでいくステージ。最初のうちは回転角度が90度刻みで、茨を向く事もないので優しいが、途中から普通の回転タル大砲も出てきて目押しの難易度が上がる。後半の道中で回転タル大砲を極力短時間で進むと1UPバルーンが手に入る場所がある。何度も同じタル大砲に戻されて焦りたくなるギミックだが落ち着いて進めば難しくはなく、唯一最後のフリッターを足場にしてゴールまで向かう地帯で冷や汗をかく程度である。特筆すべき事として、茨ステージのBGM(Stickerbush Symphony)の透き通るような神秘的なメロディーがとても美しい。

【げきしん!ボス グラッバ】
棍棒を持った大柄のワニと戦う。上に飛んで画面外に消えたと思ったら落下して地震を起こし、これにコングが巻き込まれると少しの間動けなくなる。グラッバが着地する直前にジャンプして地震をよければよい。何回かかわしているとTNTバレルが落ちてくるので、これを当てればダメージが入る。3回当てると攻撃パターンが変わり、ジャンプしながらこちらに近づいてくるので、地震に注意しながら下を潜り抜けて攻撃をかわし、同じようにTNTバレルを3回ぶつければ向こうの池に吹っ飛ばされて戦いは終わる。


■ワールド4 はちみつパーク「クレムランド」

【ハニー アドベンチャー】
蜂蜜がべたべたするハチの巣のコースで、壁の蜂蜜にへばりついて三角飛びのように進んでいく。スタート地点直上のフックに相方を投げて上に行くとボーナスやバナナバンチなどがある。ハチの巣なのでジンガーがあちこちにいるが割といつもの光景なので大丈夫。どちらかというとスパイニーというヤマアラシの敵の方が邪魔で、縦移動するジンガーに挟まれた場所で迫られるとよけきれなかったりする。こういう時こそローリングアタックしたいのに蜂蜜に足を取られてできない。しばらく道中を進めるとクモのスクイッターに会えて、クモの巣攻撃でどんどん敵を蹴散らしながら進めるし、蜂蜜の床にも足を取られずスムーズに歩けるようになる。超便利なスクイッターで注意すべきなのは、Aボタンで作れるクモの巣の足場は3つ目を作ると1つ目が消えるという点で、これに関しては時間制限で消えているわけではないという事である。これを勘違いすると足場作りに焦って落下死する恐れが高く、このことは5面の"きりのもり"などで落下死に繋がりやすいので知っておいた方がよい。スクイッターがいればほとんど苦もなくゴールまで進める。静かに盛り上がるステージBGM(Flight of the Zinger)がカッコいい。

【どくろコースター】
ドンキー名物トロッコステージ。コング達がジャンプする方式で、クランクが投げてくるタルをよけたり、緑色のオープンバレルで門を開けて進んでいく。赤いのは門を閉めるクローズバレルで、閉まった門に突っ込むとダメージになってしまう。ジンガーの直後にバナナに従ってクローズバレルをよける場所は地味に難所で、タイミングを見計らい過ぎると突破できなくなる。いつものタイミング感覚でジャンプすれば問題ない。背景に観覧車が並んでいて雰囲気もステージも楽しい。この短いステージのどこにDKコインがあったのかというと、自然に溶け込んでいる"ある前景"に気付ければわかる。偶然取れるかも知れない。

【スコークス ライド】
茨のステージで、スタート直後から道中が難しい。Yボタンで微妙にローリング加速してジャンプしないと超えられない茨や、狭い足場でフックを投げてくるクルークなど厄介な敵がいる。スコークスにつかまって進んでいくと、練習用に攻撃して下さいと言わんばかりのジンガーやフリッターがいるので、ここでスコークスが吐き出すココナッツの射程や軌道の放物線を知っておくとよい。イライラ棒のように上にも下にも茨があるのでYボタンは押しっ放しにしない方が安全で、クルークの高速フックやジンガーを縦移動でよける場所では高度を変えずにホバリングでタイミングを見計らうテクニックも必要になる。ゾッキー地帯を一気に登ると今度はキャノンの砲弾をよけて進まなければならない。特に水平ロープの地帯では大砲の音と砲弾が画面外から飛んでくるタイミングが一致しておらず行動を起こしにくいので、動く砲弾だけに意識を向けて上手く回避すること。スコークスゾーンはまだまだあり、ロータリーのようなジンガー地帯をYボタンも使いながら慎重に抜けると、茨に挟まれた狭い道中で何とゾッキーが飛んでくる。何とか倒すかよけるかして2つ目のロータリーを超えれば、ようやくスコークスを解除できてゴールとなる。全体的にとても慎重に進まなければならず、なるべくパニックにならずに済む戦略を考えるようにしないといけない。スコークスステージの難易度の高さが見えてくる。

【コースター レース】
どくろコースター系のステージで、クランクとレースして1位になればDKコインを獲得できる。クランクは全9匹で、踏む場所が適切でないとそのまま線路の切れ目に落ちてミスになるという究極の覚えゲー。レースが始まってすぐ十字キーを左に入れて逆走するとブーストタルで勢いをつけて超高速走行できるようになり、踏まなくても突っ込むだけでクランクを倒せるようになる。その代わりかなりの動体視力が要求される。クリアするだけなら順位は関係ないが、1位を取った時点でDKコインが手に入るので、やり込みで難易度が爆上がりするステージ。

【ドロドロみどろがいけ】
沼地のステージ。冒頭すぐにいるネコのナインテールという敵は要注意で、近づくと回転しながら近づいてきて、捕まると一方的に振り回してぶん投げられる。投げられる方向によっては助かる事もあるが、沼に投げられると最悪。ナインテールがスピンしている最中に5回かわすと目を回して座り込むので、そこをローリングか踏みで倒せる。ゾッキーは宝箱をずっと抱えていれば何も怖くなく、その宝箱でナインテールを倒せばスムーズに進める。ゾッキーは決まって指数関数のような軌道で飛んでくるので、上下2段にいる場所では下のゾッキーを踏んで倒し、上のゾッキーは無視すれば比較的安全に突破できる。縦に3匹並んでいる場所でも実質的には上下2段で飛んでくるので冷静に対処。道中の宝箱はゾッキーやナインテールを倒すのに役立つ事が多い。ある意味最も難しいのはゴールで手に入れるDKコインで、なぜか右に向けてタルを撃っているキャノンを倒さずに進むと、タイミングを見計らってタルでジャンプしないとDKコインが取れないようになっている。取りたいのに取れなかった場合、中間を切っていようが最初からやり直しである。

【ランビといっしょ】
ハチの巣を三角飛びや回転タル大砲で進んでいき、ジンガーの隙間を縫って壁にへばりつきつつ落下していくという難所を乗り越えると、ランビに変身できる部屋に辿り着く。キャノンが撃ってくるタルは上からなら踏めるが、突進で突破しようとするとダメージになるので注意。道なりに下に降りていくと、いきなりBGMが急変して巨大なジンガー(ボス・キングB)が左から追いかけてくるので、ひたすら逃げなければならない。赤ジンガーがランビにとっての障害物になる事があり、あまり進めないでいると追い付かれてしまう。ゴール直前の解除ポイントのすぐ手前にランビでないと入れないボーナスの入口があるが気付けるわけもないので、クリア後に落ち着いて入ればよい。ちなみにキングBはコング2匹状態でディディーかディクシーを犠牲にしてやり過ごせば、あとはBGMが怖いだけで普通に進めたりする。とはいえ初見ではかなりパニックになる。

【たいけつ!ボス キングB】
前ステージでは追いかけてくるだけだったが、ここで本格的な戦いとなる。このボスは非常に難易度が高くて楽したくなるのだが、そこに罠が2つほどある。まずスタート地点に隠れてスコークスで攻撃していると、キングBはここにも入り込んで来てダメージを食らわされてしまう。次に部屋の右下は安置に近いゾーンで、ここでタイミングを機械的に見計らってココナッツを無闇に当て続けていても、あまりに時間が掛かって本当に中々倒せない。ココナッツはキングBの背後から当てる事で1ダメージとなり、2発当てると針を飛ばしてくる。このパターンを3回繰り返すと5匹のジンガーに分裂するので一匹ずつ倒していき、最後に残った1匹にココナッツを3発当てれば倒せる。矩形波状の軌道を描きながら高速で上下移動するキングBにココナッツを当てに行くのがとても難しい。


■ワールド5 あやしものり「ダークレム」

【おばけロープのもり】
一定間隔で消えるロープを渡って谷を越えていく。スタート付近にいるクロークはバナナバンチをくれるのでしばらく待っていると吉。穏やかなステージだが、2体のクランチャを超えた先にいるスパイニーは変なタイミングで進路反転するので、ローリングアタックに失敗してやられやすい。クロバーでジンガーを倒しながら進んでいくと、おばけロープとジンガーの動きを見てタイミングよくジャンプして行く地帯も出てくるがそんなに難しくない。木漏れ日差し込む森の空気感を美しいBGM(Forest Interlude)と共に味わえる心地よいステージ。

【ゴーストコースター】
後ろからワニのお化け(カックル)が追いかけてくるコースターステージ。スタート地点の左上にバナナバンチ20本がある。コースターに乗るとカックルが追ってくるので、+タルで制限時間が0にならないように加算して逃げ続けなければならない。途中の分岐で上に進むとボーナスがあり、そのさらに上にもう一つボーナスがあるが、これは上のボーナスに先に入れば下のボーナスにも自動的に入れるという手順があったりする。もちろん初見では気付けないのでやり直せばいいだけ。+タルは1回ぐらいならミスして取れなくても、あるいは1回ぐらいなら-タルに触れてしまってもセーフになるぐらいの時間制限になっていて、2回以上ミスするとコングを失う可能性が高い。中間を過ぎてからは-タルが増えて配置もいやらしくなり、レールの切れ目を飛び越えた先で触れてしまったり、一度タイミングを間違うと連続で-タルを取ってしまうような配置になっている。またその先の分岐で上に進んでしまうとかなりの高確率で被弾するジンガーがいる。とはいえ下に進むのも難しい。その後も+タルのすぐ横に-タルがあったりしてミスしやすい。楽しいが難易度はかなり高い。

【かぜのもり】
コングも吹き飛ばす強風が吹き荒れる森の中を進むステージ。スタートからチームアップで左に行くとラトリーがいるが、使うか使わないかは自由。ステージの風はある地点に差し掛かると特定の方向に吹いたり、周期的に止んだり風向が反転したりする。強風下での操作、特にディクシーの操作特性を把握していないとポニーテールスピンに失敗して崖での落下死が多発する。風が吹いている時にジャンプすれば勢いよく流されるイメージがあるが、実は十字キーを入れてなければ僅かに流される程度で、ポニーテールスピン中に勢いよく流されていても十字キーを離せばほぼ垂直降下に切り替わるので、慌てて当て舵を打っているうちに崖下まで高度を失って落ちるようなミスは意識的に減らせる。ニークがうろつく狭い足場が連続する地帯では風は吹かないので落ち着いて渡ること。向かい風方向にいるキャノンが撃つ砲弾はあまり十字キーを入れずにジャンプでかわしながら少しずつ近づいて倒すとよい。ここの初見殺しはDKコインが丸々見えている場所の谷で、バナナに従ってローリングで若干落ちて空中ジャンプしないと、何ぼ押し風でも飛んで渡り切れず落下死してしまうという点。最後の4連タル大砲は風が吹いていない時に発射した方がコングを次のタルにシュートしやすい。

【パラシュート パニック】
コークスという紫色の鳥につかまってハチの巣を下へ下へと降りていくステージ。コークスはスコークスに似ているが、降下するだけで上昇はできず、ココナッツを吐き出して攻撃する事もできない。しかも体力が限界になると下にスパイニーやジンガーなどの敵がいようが強制的に下ろされる。アニマルフレンドというよりもステージギミックに近い。まず始まってすぐ道なりに下へ落ちる所でやけに大量の1本バナナがあるが、ここをポニーテールスピンで左に向かうように飛び続けるとDKコインがある。一度コークスにつかまると降下していくのみで、十字キーで降下速度を調節する事はできるが、ジンガーのイライラ棒の中を横移動しながら一定の降下率で通過しなければならない場所が多くて非常に難易度が高い。横移動するジンガーはタイミングを見て一気に高速で下降しないと当たる可能性が高い。十字キーは上を押しているつもりでも横移動したりするので、降下速度を遅くするのは押しっぱなしではなくチョイチョイで操作した方がよい。最難関は最後のコークスで、降下速度を遅くしながらジンガー1匹分の狭い隙間を縫って下りていかなければならず、横移動するジンガーを連続でよけなければならない。

【きりのもり】
スタート後しばらくは深い霧の中を進む森ステージ、途中からはスクイッターに変身して谷を超えるステージとなる。超有能アニマルフレンドのスクイッターでどんどん敵を蹴散らし、Aボタンで足場を作って右へ上へと進んでいく。ゾッキーが何匹突進して来ようがクモの巣攻撃で瞬殺してやればいい。右上の方にいるキャノンは斜め上にクモの巣を発射して倒せばいい。スクイッターがいれば殆ど無敵である。が、最後までこんなにやり易いステージだと思ってはいけない。足場を作って谷を渡りながらゾッキーをかわす地帯を突破すると、赤ジンガーもいるジンガー地帯を足場を作って進んでいかなければならない。ここで注意すべき事は3つほどあり、あまり上の方を進もうとすると画面外の天井にぶつかってジャンプできず落下死に繋がりやすい事、例え上の方を通っても下からジンガーがやって来る事、足場を小刻みに作って歩く時に隙間があって落下死してしまうリスクなどが挙げられる。ジンガー地帯は一回ぐらいは食らっても仕方ないと思う。最後、ゴールにDKコインがあるのだが、DKコインだけ一瞬なのが露骨にいやらしく、ここだと思ったタイミングでも遅かったりする。取りたいのに取れなかった場合、最初からやり直しである。

【ふっかつ!おばけボス ゾッキー】
ワールド1のボスと再戦。おばけゾッキーを何度かよけ、最後の通常のゾッキーを踏むとタルが現れるのでこれを抱えてボスに当てれば1ダメージが入る。フックで上に登っていく所では卵が落ちてくるので上手く左右によけなければならず、もし当たってしまったら左側に救済のDKバレルがあるので相方を助けておくこと。登り切ったら同じようにおばけゾッキーをよけて最後のゾッキーを踏んで現れるタルをボスに当てればよいのだが、タルが出てからもおばけゾッキーが1匹余分に襲ってくるのをやり過ごさないとダメージを食らってしまうので注意。次に上に登る時は卵が上からだけでなく横からも飛んでくる。最後の戦いではおばけゾッキーの襲撃が速く、タルが出てからも2匹のおばけゾッキーを余分にやり過ごす必要がある。あとはタルをボスに当てればクリアとなる。タルは投げなくても抱えているだけでダメージが入る。


■ワールド6 山頂のとりで「クロコブルグ」

【こごえる地下すいろ】
寒そうな氷の世界の水中ステージ。始まってすぐポニーテールスピンで対岸に渡り、クロバーを踏み台にするかチームアップで右上に行くと少しだけショートカットができる。エンガードに変身したらエイやヒトデやピラニアを蹴散らしながら進み、2匹の破裂タイプのパフタップをやり過ごして中間まで一気に進む。ちなみにパフタップは膨らんでいる時でも針に触れないように真ん中あたりをエンガードで攻撃すれば倒せる。ヒトデの三連地帯で相方を失った場合はその頂上からAボタンの貯め技で一気に右端へ行き、DKバレルを回収しておくこと。その途中でDKコインも手に入る。ただしまたヒトデがいるのですぐ左によけないと結局相方を失うという無意味。ひし形のような軌道を描いて泳ぐヒトデも避け難く、とにかくヒトデが邪魔なステージ。

【かぜのこうざん】
下から吹上げる風に乗って上を目指す鉱山系ステージ。まず第一に、スタート直後の狭い足場にいるビートルを踏んで倒す時に弾かれて落ちるという凡ミスが多発する。これを避けるには1匹目が出来るだけ真ん中にいる時に真上から踏むようにして倒し、2匹目は無視すればよい。ローリングでは加速し過ぎて落下する危険性が高い。上昇気流地帯に差し掛かったら一度ジャンプすると一方的に持ち上げられて上へと送られるので、ジンガーを避けながら上を目指す。横方向にジンガーを避ける場所ではコングが上昇気流を外れて落下した時に渡ればよく、十字キーの下で上昇速度を遅くしなくても渡れる。ただしフックを投げてくるクルーク地帯はなるべく近くを登って早めにフックを投げさせ、十字キーで速度を変えて一気に登るなどする必要がある。中間を過ぎると横移動するジンガーの隙間を縫って進んでいかなければならないが、一度タイミングが合えば2連続でよけて進める。終盤はジンガー1匹分のスペースを3連続で進み、4連クルーク地帯を突破し、さらに縦方向にジンガー1匹分の隙間を縫って上へ登っていく。シビアな配置のジンガー、クルークなど非常に難易度が高い。

【クラッシュ エレベーター】
閉鎖的な空間を登るエレベータ上で迫りくる敵や攻撃をよけ続けるステージ。真正面から突破してもよいが、スタート直後にDKバレルで左にいるカットラスを倒して隠し通路に行き、ランビに変身しておくと楽である。クルークのフックを投げるペースは覚えゲーになるので何度もミスして覚えるしかない。中間を過ぎてすぐ左の隠し通路に進むと今度はスコークスに変身できるので、クルークを突っ切って上へと飛んでいき、解除ポイントの直前で右下に寄り道するとDKコインがある。また解除ポイントにあるTNTバレルで壁を壊すとボーナスに行ける。ボーナスを出て雑魚敵3連地帯を過ぎるとゾッキー地帯に差し掛かるので、両側から飛んでくるゾッキーの動きに合わせて距離を取り、確実によけて突破する。床で勝手にやられるジンガー地帯を過ぎると左右両側からフックを高速で投げてくるクルーク地帯に到達する。ここは殆ど連続ジャンプぐらいのペースでフックを10回よけなければならない。連続ジャンプといっても一筋縄ではいかない。ここを突破できればめでたくゴールとなる。

【こおりのみずうみ】
冷たい氷の湖にいるスナップジョーから逃げ続けるステージ。まずスタート直上のフックで上に行くとボーナスがあり、ボーナスを抜けたらチームアップで右上の画面外に着地するとDKコインがある。ここからが本番で、アザラシを踏んで湖を氷にしたら、融ける前に急いで氷の床を突破しなければならない。湖が融けてしまうとスナップジョーの餌食になってしまう。その際ジンガーは勢いで下を潜り抜けた方がよく、縦配置のジンガー2匹分をジャンプで渡るのはかなり厳しい。中間バレル手前にいるクランチャは踏んで湖に落としてしまった方が楽に渡れる。Gパネルからはディディーの方がやりやすく、まずアザラシを踏んだら2匹のスパイニーを飛び越えて3連ジンガーを潜り抜け、そこにあるタルをタイミングよく前に投げれば敵が全て倒されてゴールまでたどり着ける。ディクシーだとタルを投げるのがディディ―よりも若干遅いのである。

【クサリのとう】
鎖を登って上を目指す。まず気を付けなくてはならないのは、ドンキーシリーズではYボタンを押しっ放しでプレイする事が多く、本ステージの開始時にYボタンを押していると勝手にローリングしてスタート直後の崖に落下死してしまう点である。これに注意したら先へ進もう。これまでに学んだ事を意識して敵の攻撃に注意しながら道なりに上を目指し、網の目状のジンガー地帯は左から3本目の鎖を登り、4匹の回転ジンガー地帯を突破、クロバー地帯を一気に登ると、ジンガーによる実質的な強制スクロール地帯に差し掛かる。ここはジンガーに追い付かれる前に急いで鎖を乗り継いで上に登っていかなければならない。さらに上へ行くと網の目状のジンガー地帯があり、ここはジンガーの時計回転の隙を縫って左上に向かうように進めばよい。が、その先の2本の鎖を登る所で上からキャノンの砲弾が落ちてくる。1発目は左側に落ちるので右の鎖を登り、タイミングよく進路変更しながら登っていく。キャノンがいる空間にボーナスの入り口があり、少し進んだ先から抜け道に入ると行ける。上へ行くとまたジンガースクロール地帯で、3つ目は本当に素早く登らないと追い付かれてしまう。それでも最上段付近で相方を失うだけなら死なない可能性はあるので諦めてはいけない。ここを突破したらクロバーやゾッキーは無視してひたすら一直線に登っていき、残機を奪うキラークロバーも無視して上まで行けばようやくゴールである。

【どくどくタワー】
下からせり上がって来る毒の水に追い付かれないように上を目指すステージ。まず最初のワニの雑魚敵を左から回り込むようなジャンプで上手く倒して上へ登り、ラトリーに変身したらカボイングやジンガーを踏み台にして上へと登っていく。一度でも踏み外すと毒の水まで落ちてしまい、2匹いても完全ミスになってしまう。所々でAボタンの貯め技が必要になるので、2秒程度溜めたらすぐジャンプすること。次はスコークスに変身してジンガーが塞ぐ穴をタイミングよくすり抜け、カボイングやジンガーを倒しながら素早く進んでいき、通路を塞ぐジンガーを1匹、2匹、3匹と倒して突破する。最後はスクイッターに変身してクモの巣の足場を作ってひたすら上へ登っていけばゴールが目前にある。毒の水はすぐそこまで迫っており、上昇速度も速いので急がなければならない。ちなみにスクイッターが解除されれば毒の水は地面の上まで来ることはないので、落ちないように注意して落ち着いてゴールすればよい。

【さいかい!ドンキーコング】
ついに捕らわれていたドンキーと再会したディディ―達。だがすぐに連れ去られて上空にいるキャプテンクルールの空中戦艦へと連れて行かれてしまう。


■ワールド7 空とぶせんかん「デビルクルール」

【スクリーチ レース】
夕暮れの茨のステージで、レースは後半にある。前半のナインテール地帯を突破してゾッキー地帯を一気に登り、ローリングジャンプを駆使して茨の山を越えるとスコークスの変身バレルがある。ここで中間とDKバレルは必ず取っておくこと。スコークスに変身してからはスクリーチというカラスとレース勝負して勝たなければならない。まずコース内に2か所あるタル大砲で加速してリードを取り、道を塞ぐジンガーは遠くからココナッツを連続で飛ばして極力2匹とも倒して通り抜ける。下降上昇は十字キーでスピードをつけて移動する。茨地帯は狭いので比較的慎重に進むしかないが、ジンガーだけはやはり狙撃で倒した方がよい。赤ジンガー地帯を過ぎると細い茨を登っていき、2匹の赤ジンガーを突破すればバナナのゴールラインを切って勝利となる。特筆する事として、レースが始まる前に勢いよく茨でダメージを受けるとスクリーチが追いかけてこなくなるというバグがある。意図されたものかは知らないが、レース中に寄り道してDKコインを取る精神的余裕は無いので、試合放棄して取りに行った方がいいだろう。幸いな事にDKコインは、取ればステージを途中で出ても取った事になる。

【けっせん!キャプテンクルール】
ドンキーをさらった張本人との最終決戦がついに始まる。キャプテンクルールに虐められているドンキーを目の当たりにしたディディ―とディクシー。この大悪党を成敗しなければならない。が、初見ではまずやられる。全部で9回攻撃を当てれば倒せるが、相手の攻撃パターンを掴むまでに時間が掛かる。基本的には相手がラッパ銃から出した鉄球を、その吸引中にぶつけてやればラッパ銃が暴発して1ダメージが入る。ただしこのとき砲弾も飛び出すのでジャンプ回避しないとこちらもダメージを食らってしまう。ラウンドが3つあり、1ラウンド目では放たれた鉄球に一時的にトゲが生えたり、クルールがこちらを轢こうとしてくる。3回当てると死んだフリをし、DKバレルが現れるので、相方をロスしていたら必ず取ること。

2ラウンド目ではトゲ付き弾をハイペースで飛ばしてくるのをジャンプやしゃがみで必死でよけ、最後に飛ばしてくるタルの中に鉄球が入っているのを踏みで取り出してラッパ銃にぶつけてやればようやく1ダメージ。次は地面にバウンドするトゲ付き弾を避けるのだが、低く跳ねる物もあればジャンプでかわせないほど高く跳ねる物もあるので、十字キーを目まぐるしく左右操作しながら器用に動き回って全部よけ、最後のタルに入っている鉄球で攻撃する。次は楕円軌道のような複雑な軌道を描きながら鉄球が飛んでくるのだが、よく見るとジャンプで飛び越えられるタイミングがあるのでその隙を縫ってかわし、最後のタルに入っている鉄球で攻撃する。また死んだフリをし、DKバレルが現れる。ここで3ラウンド目が始まる前にディクシーにチェンジしておいた方がよい。

3ラウンド目では特殊なガスを撃ってくる。1つ目のガスに当たるとコングが凍結されて動けなくなってしまい、そのままクルールに突っ込まれて喰らってしまうので、ポニーテールスピンで確実によけること。あとはクルール自身が透明化して突っ込んでくるのをよけきれば鉄球が現れるので、これで攻撃して1ダメージ。2つ目のガスに当たると動作やジャンプが遅くなるが、それでも砲弾はかわせるので諦めてはいけない。3つ目のガスは当たると左右操作が逆になるもので、やや楕円軌道を描きながら飛んでくるのでポニーテールスピンでも若干避けにくいが、低空になったタイミングで飛べば何とか避けれる。その後はディクシーよりも俊足なディディ―にチェンジし、強烈な吸引力でコングを吸い込もうとするのを画面端で必死に4回耐えれば鉄球が現れるのでぶつけてやればよい…のだが、この時クルールは透明化していてどこに出現するかわからない。真ん中の位置で鉄球を構え、吸い込む音などがしたらすぐに探して投げつけてやる。最後の暴発はこれまでよりも発射が遅く、おまけに弾速もある。暴発音と弾速に全集中してジャンプしてよければ、ドンキーが縄を自力で引きちぎって、またも死んだフリをするクルールを天井にぶっ飛ばしてくれる。戦艦から落下したクルールは海まで落ち、サメにかじられる羽目になった。


■ロストワールド

【クラッバ】
ロストワールドへの道を通せんぼしている大柄で横暴なワニ。モンキーパンチをぶち込もうとしても全然隙が無く、有無も言わさず棍棒で返り討ちにされる。相手がサルだろうとワニだろうとクレムコインが無い者は通さず口も悪いが、15枚渡すと態度が180度変わって道を開けてくれる。ボス撃破を除いてクレムコインはボーナスをクリアしないと手に入らず、全てのロストワールドに行くにはゲーム中のクレムコインを全て回収しなければならない。

【ロストワールド】
忘れられた世界(Lost World)で、今や手入れなどされていない深いジャングル、特殊ギミックの溶岩地帯、遺跡のような人工物などが残っている。5つのコースがあるが、全部が全部難しいわけではなく、特に難しいと思われるコースが3つほどある(クロコジャングル、ホットドームタイザー、アニマルランド)。また各ステージにはボーナスが1つずつあり、クリアすると必ずDKコインが手に入る。

【タイヤ ジャングル】
転がってくるタイヤで大ジャンプして進んでいく。タイヤ自体に触れてもダメージはないが、壁と挟まれるとダメージになる。序盤のバナナコインをジンガー2匹で挟んでいる場所はディクシーでバナナコインを取るように通過した方が安全。ただしすぐ先にカットラスがいるので注意。中間以降は地面のトゲを警戒して飛び降りるタイミングまで含めて考えなければならないように見えるが、案外トゲのすぐ脇に着地すれば安心してタイヤのタイミングを計れる。ただし大ジャンプの時に漠然と十字キーの右を押し続けていると落下死するので、コングの飛ぶ軌道をよく見て操作しなければならない。超高速で半回転するタル大砲を3つ超えても、タイヤに飛び移るタイミングまで見ないと地面のトゲでやられたり、着地したと思ったらクロバーがいたりとトラップが多い。しかもゴール直前に意味深なタルがあるので入ってみると、ジンガーに当てられるだけの罠まで配置されている。このタルは直前のクロバーでジンガーを倒してからでないと入ってはいけない初見殺しで、ゴールのアイテムを取る為にある。特に目ぼしいアイテムは無いので無視してよい。

【アイスドーム タンゴ】
斜面の氷の床を降りていく。ジグザグ状の起伏でクランポンを踏むときに2番目のクランポンで食らいやすいが慣れればどうってことない。地形的にいやらしいぐらいで難しいギミックがあるわけではない。クロバーやクルークが厄介だが、クロバーに追いかけられて逃げる時、視界から消えても追いかけてくるものだと思っておけば心の準備ができる。ただし終盤のジグザグ道にいるジンガーは本当によけ難いのでディクシーの方がやりやすい。

【クロコ ジャングル】
ロストワールドの難関ステージその1。序盤は大量のクロバーを相手にするので確実に踏んで次のクロバーを処理していくこと。ここからが本番で、トゲ地面の中を移動する回転タル大砲を適切な角度にして連続で乗り継いでいかなければならず、0度、45度に素早く合わせてジンガーの隙間を縫って適切な方向に飛ばさなければならない。一応飛ばす方向にバナナの道標があるが反射神経だけで対応するのも難しく、タルアクションの流れを覚える必要もある。道中のクロバーは基本的にすぐ破壊するのではなく次のクロバー処理に利用した方が安全。ディディーかディクシーでしか入れないタル大砲もあるので、操作しているキャラを失念するとトゲ地面に落とされてミスに繋がりかねない。中間を超えるとさらに難易度が上がり、45度でジンガー直下を飛んだり、先へ進むタルに向かって45度でシュートしたりと非常に忙しくなる。終盤、垂直に飛ばしてジンガーを避ける地帯では、タルがジンガーの触角に触れたタイミングで発射し、十字キーの右を押しっ放しにすればいい感じに渡れる。ゴール手前のトゲ地帯にいるキラークロバーも次の敵の処理に使えば安全に進める。ゴールの後ろにボーナスがあるが、相方がいないと取れないので、DKコインを取りたければ相方を失わずにここまで来なければならない。

【ホットドーム タイザー】
ロストワールドの難関ステージその2。まずスタート直上にバナナバンチ30本があるので取るとよい。ギミックは十字キーで操作するコントロールバレルでジンガーの隙を縫って進むもので、溶岩スレスレを進んだり、縦移動するジンガーの隙を縫って進まなければならない。時間制限があるが、適切な位置まで送り届け、適切な方向に飛ばす事を重視すればそんなに気にしなくてもよい。バナナの道標に沿ってタルで進めば、適切な位置から発射されてフリッターを踏み台にして次の足場に乗り移れる。ネコのナインテールの先にあるコントロールバレルは若干罠で、よく見ると発射方向が左を向いているので、次のタルの左側に届ければよいと思っているとなぜかジンガーいて混乱したり時間切れで溶岩に発射されてミスになってしまう。ゴール前のナインテール地帯にボーナスがあり、相方がいればチームアップで行けるが、いない場合はナインテールに飛ばしてもらう必要がある。しかもボーナスは茨の中をコントロールバレルで進むというものでかなり難しく、失敗すると強制的にゴールさせられて最初からやり直しになってしまう。まずはクリアに専念して2週目でボーナスに挑む。ボーナスで時間切れだと思ったらステージを抜けてやり直せばよい。

【アニマルランド】
ロストワールドの難関ステージその3。後述の理由により最難関ステージと言われる。ランビ、エンガード、スクイッター、スコークス、ラトリーに変身して各エリアを進めていく。ランビエリアはどんどん敵を蹴散らしジンガーを足場にして楽々突破できる。エンガードエリアではヒトデを一匹ずつ処理していけばよいが、パフタップの破裂が早いのと、ロックジョーがこれまでと違って一瞬で突っ込んでくるので注意。スクイッターエリアではジンガーを倒しながら進めばよく、ジンガーが回転する場所はその足場が安置なので、ここから攻撃すればカボイングを倒せる。その先のジンガー地帯を少しずつ上に進めば次のエリアへのタルに辿り着く。ただしこの右側にボーナスがあり、スクイッターで足場を作って上から進めば行ける。

問題はスコークスエリアで、本ゲーム最難関ステージと言われる所以になっている。スクイッターでゾッキー地帯を抜けるとスコークスに変身する。この先、定期的に方向が切り替わる風が吹いており、ただでさえ操作が難しいスコークスでトゲだらけの茨の中をジンガーやフリッターをかわしながら進んでいかなければならない。向かい風の時に進行方向と下を同時押しで飛行すれば高度と位置は安定できるとか、追い風の時は進行方向を入れないとか、向かい風にはチョイチョイで対応するとか色々戦略を練っても一筋縄ではいかず、ジンガー地帯を下まで降り切っても狭い茨と強風の中で進路を塞ぐジンガーを倒したり、ジンガーとトゲの狭間で位置と高度を維持したりと、あまりの難易度の高さに心が折れかねない。最後に回転ジンガー地帯を超えればスコークスエリアはクリアとなる。ただしミスするとスクイッターエリアからやり直しとなる。これもかなりつらい。

スコークスエリアを死ぬ思いで突破したら、最後はラトリーエリア。ここは地面から生えるトゲをジンガーを踏み台にして進む地帯が多く、Bボタンを押しっ放しで飛び越えればよい。赤ジンガーは何度でも踏めるので、安全に渡れるまで何度も踏んで確実に渡ること。最後の最後に注意しなければならないのは、ラトリーが解除された地点のすぐ上にジンガーが2匹おり、そのまま勢いでタル大砲に入ってしまうとやられてしまう所。ここまで来てやられないように、ジンガーが右から左へ飛ぶときの真ん中に位置したタイミングでタルに入る。これでゴールまで飛べる。

【ふたたび!キャプテンクルール】
ドンキーにぶっ飛ばされ、海に落ちてサメの餌食になったと思われたキャプテンクルールだったが、何とか逃げ延びてロストワールドに潜伏していた。今回は一発鉄球を当てるだけで倒せる。しかしそこに至るまでに長い間攻撃をかわし続けなければならない。1回目の上下二段で来る鉄球は全て通常ジャンプでよけれるが、2回目の上下二段はペースが速くなるので最後の2発は一気に飛び越えた方がよい。3回目の砲弾は一段でもハイペースで間隔が狭いので最後の2つは一気に飛び越える。2発目が1発目を追い抜く攻撃は画面左端で一つずつジャンプでかわす。3段攻撃は一気に飛び越してかわせるが、4発目は余分な1個が上に飛んでくるのでしゃがみでかわし、5発目は余分な1個が下に飛んでくるのでジャンプでかわす。ここまでできればタルを飛ばしてくるので、ラッパ銃が吸引中に中身の弾をぶつけてやればめでたくクリア。キャプテンクルールは吹っ飛んでロストワールド中央の火口に落ちて大爆発する。その後クレムリン島は海に沈んでいき、ドンキーコングアイランドに避難したコング達は、高笑いを上げながら逃亡するクルールを静かに眺めていた。

 

 

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Wii Uでプレイ。クリア日時2024年4月23日22時45分。

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