いろいろな約束 | 荒井修のブログ

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三津五郎がなくなってから思い出すことや、葬儀の席で久々にあった人や、僕の頭の中にはこの間に数えきれないほどの話があり、今ずっと走馬灯のように浮かんでは去り、また次の話が浮かんでは去っていって、すべてが本当にその人達と話したこととは思えないほどの量になっているのに、三津五郎が亡くなったことだけは事実のようで辛い。

それでも友人達というのは有難いもので、三津五郎が亡くなって傷ついている者同士なのに、互いを心配しあったり、少しでも明るく話そうとしてくれているのがよくわかる。

それでも、「近いうちに寿を偲んで一緒に食事する会をやろうよ」という提案には五季の会はみんな賛成のようだ。

私は最後の五季の会で私が作った小鍋立てを「旨いなー、これをまたやってほしいな」と言っていた三津五郎のためにまた同じ料理を作ってもいいと思っているし、昨年暮れにも三津五郎にまた同じものでよければ作るよと言っていたこともあるので、メンバーの片桐君にそのことを告げたのであるが、昨年暮れはもう外に出るのが億劫だったのか、実行することができなかったので、せめて偲ぶ会では私が作りたいと思っているのである。

しかしこの約束はこの間の約束の一つにすぎず、他にもいろいろな人と色々な約束をして帰ってきたので、いま私は頭の中で整理して、思いつく約束から手帳に書きだしている。

その約束の量がだんだん増えてくると、故人の導きによる約束だから守らねばと思いながらも、体力がもつか心配になってきている。