以下は女性セブンプラスから↓
《このたび、弊社代表取締役の広末涼子が逮捕されました》──4月8日、広末涼子容疑者(44才)が、静岡県島田市にある病院で看護師の女性に暴行して怪我をさせたとして、傷害容疑で逮捕された。すぐに彼女の個人事務所が冒頭のようにコメントを出し、《パニック状態》だったことも明かした。
「7日に静岡県内の高速道路で起きた事故が発端でした。広末容疑者が運転する高級外車が大型トレーラーに頭から突っ込むという交通事故です。その後、搬送された病院で傷害事件を起こしてしまったわけですが、その前後で彼女の奇行が目立っていました」(全国紙社会部記者)
2人っきりの車中で異変
交通事故を起こした当時は、関西地方で受けた仕事の帰り道だったという広末。長い旅路の途中、マネジャーと思しき男性と二人きりの車中で異変があったようだ。
「事故の直前、サービスエリアで目撃された広末容疑者は、一人で大声を出しながら歩いていたようです。自ら一般人に話しかけるシーンもあったようですが、広末容疑者とは気づかれなかったのか、そこまで騒動にはならなかったと聞いています」(前出・全国紙社会部記者)
その後、自らハンドルを握って再び高速道路へ。トンネル内で大型トレーラーに追突する事故を起こした。事故直後、駆けつけた高速隊に対し、広末は取り乱し、車が走る車線に飛び出したりと“奇行”を繰り返していた。高速隊が応援要請をするほどのパニック状態だったという。
「搬送先の病院でもその場でじっとすることができず、検査の前に院内をフラフラ歩き回っていて、それを止めた看護師を蹴ったり引っ掻いたりしてしまったのです。現行犯逮捕の際、大声で奇声を発していて、話を詳しく聞ける状態ではなかった。名前を聞いても“ワタシはーーー!ヒロスエーー!!”と声を張り上げたりするような感じだったそうで。ハンドル操作ミスなのか、前方不注意なのか、彼女がどういう経緯で事故を起こしたのかは現時点で釈然としていないそうです。
応急処置のあと、身柄は警察署に移されましたが、その後の取り調べも警察は苦労していて。取調室でも話が噛み合わない状態だと聞いています。今後、彼女に対してさまざまな検査が予定されているとのことです」(前出・全国紙社会部記者)
千鳥足で徘徊、大学は中退
交通事故で怪我を負った彼女は、こともあろうか、自分を救ってくれるはずの看護師に暴行を働き、手錠をかけられることとなった。
広末の“奇行”はこれまでもたびたび目撃されてきた。二十歳だった2001年。当時の交際相手の俳優と東京・西麻布のクラブで朝まで遊んだのちに、泥酔したままでドラマロケ現場の千葉・白浜までの約150キロをタクシーで無賃乗車した。タクシー料金4万円を持っておらず、途中で何度も下車。最終的に一般人から金を借りて支払ったが、途中の路上でくだを巻いたり、千鳥足で徘徊する一部始終を『FRIDAY』に報じられた。それまで、ショートヘアのキュートなルックスとはじける笑顔で老若男女に好印象な“さわやかアイドル”だっただけに、その姿は衝撃的だった。
歳を重ねるうち、俳優業や歌手業よりも、プライベートの問題が目立っていく。入学時に日本中で話題となった早稲田大学を、わずか3か月で不登校となり、入学から4年後に自主退学。23才でモデル岡沢高宏と“授かり婚”するも、4年後には離婚。30才時にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏と再婚して、さらに2子を出産するも、2年前の2023年6月にはシェフの鳥羽周作氏とのダブル不倫で、二度目の離婚。所属事務所に芸能活動を無期限謹慎処分にされて、昨年2月には独立していた。
「米」と書かれたバッグ
広末を知る芸能関係者がこう話す。
「俳優としてはこれといった代表作がないと言われていますが、これほど長く第一線で活躍できたのは、彼女が私生活も含めて常に話題を振りまける“昔ながらのスター”だからですよ。彼女の感性はファッションセンスを含め、非常に独創的なものがある。数年前、『女性自身』に毒々しいクモが背中にプリントされたトレーナーを着ている姿を撮られて物議を醸しました。彼女自身が語っていましたが、普通の私服で、もっと変な服装も持っているそうですよ(笑い)
品行方正とは無縁で、だから魅力的というのが芸能界での彼女の評価でした。ただ、時代がそんなキャラを求めていないというのはありますし、今回は交通事故を起こしただけでなく、さらに傷害事件にまでなった。被害者がいる以上、擁護の声は少ないでしょうね。“お騒がせ”だけでは済まない事態ですから、彼女もきっと猛省しているはずです」
現在、静岡県内の留置所にいるとみられる広末。今回の騒動を自身の口でどう語るのだろうか。