11歳になるMシュナウザー雌。

排尿障害の主訴で、検査の結果

膀胱癌の疑いで、オペとなった。

開腹により、膀胱上皮にコブシ大の

腫瘍を確認した。

幸い尿管および尿道から遠位にある為

全摘することが可能。

膀胱上皮、粘膜共に摘出し膀胱の3分の一を失うことになったが。

慎重に閉鎖し、腹腔洗浄後閉腹した。

その後、順調に排尿も確認し

回復。

病理検査結果は、良性腫瘍で

膀胱癌ではなかったため、

抗がん剤治療は、なしとなった。

良性腫瘍でも、これだけ巨大化すると

適切な排尿ができないなど

弊害がでるだけでなく

腎臓にも負担となっていた。