夢を乗せるのには荷が重いのか | 朝露のブログ

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少女漫画ってあんまり読まない。
そんなあたしでも読んだのがハチミツとクローバー。小学だったか、中学だったか、そんくらいに買い集めた。

同年代の人に言うと名前は知ってるけど、内容は分からないな〜って人がほとんどかも。


美大生の竹本は、同じ大学に入ったはぐみちゃんに恋に落ちる。同じ美大生で変人、よく言えば才能の塊みたいな森田さんも、はぐみちゃんが好き。
はぐみちゃんは絵に一筋。
同じく美大生の真山は、夫を事故で亡くした理花さんが好き。そんで、その真山をずっと好きなのが同じ美大生の山田。そんな山田さんを好きになったのが野宮さんって人。

これだけ見るとただの恋愛漫画っぽいんだけど、そうじゃないと思う。各々才能とか、就職とか、小さい頃の記憶とか、しがらみとか、色んなものに悩みを抱えたりしながら、みんな仲良くつるんでる。そして各々の人生を歩んでる。

どろどろっぽそうでしょ?そんな事ない。寧ろ綺麗だと私は思う。
そう思う理由は是非とも読んで確かめて欲しい。読みたかったら貸すよ。

主人公は竹本なんだけど、飛び抜けた才能がある訳でも、コミュ力があるわけでも、お金があるわけでもない。生きてるけど、これってなんのため?なにかしなきゃ行けないの?自分のしたいことって?目的?何がゴール?そんな、誰でもふとした時に悩む事をあたし達と同じようにしっかり悩んでる人。だから余計に愛着あるのかも。

結構、ハッとする名言とかもあるから是非に。



これを読んだのが小学か中学でしょ、今はもう、この子達の年齢を越してしまってるのがびっくりだよ。
今でも時々読み返したりしてる。
 
そんなハチクロの聖地って言われるのが葛飾臨海公園。竹本と森田とはぐみちゃん、真山と山田が乗った観覧車があるらしい。でっかいやつ。
見て、写真撮りいきたいな。って。
乗れたらいいけど、まぁそこは気分だよな。

ずっと行きたくていたけど、忘れてたり、時間なかったり。

今度、ゆっくり、ぽけーっと眺めに行きたいな。何を考えるわけでもなく。ゆっくりと。
ね。近いうちにね。