今日(2月26日)、再び感慨深いニュースが報道されました。
太平洋戦争の昭和18年(1943年)10月、
太平洋の現キリバス共和国タラワ島で米軍と激しい戦闘の後、
全滅した日本海軍陸戦部隊戦没者4200名の内、
米軍から引き渡しを受けた、160余名のご遺骨のDNA鑑定の結果、
昨年8月に引き続き、新たに1名の身元が判明し、
約80年振りに、ご遺骨が肉親の元に帰られたというニュースです。
(ヤフーニュース)
ニュースによれば、この方は、野村正敏様と言い、長崎の弟さんと、
80年振りの感激の対面をされたと伝えられています。
昨年9月の拙ブログでも書かせて頂きましたが、私は平成19年
(2007年)5月、キリバスのタラワに 戦地巡拝させて頂き、
その折、思いがけず 9柱の日本人戦没者のご遺骨と遭遇しました。
(タラワ 戦地巡拝 平成19年5月)
ご遺骨はその後、日本政府によって収骨され,千鳥ヶ淵霊園に埋葬され
ました。
今回、DNA鑑定で、新たに本人が特定され,肉親の元に戻られた事は、
ご本人の故野村正敏様は元より、ご遺族、そして、泉下に眠られる,
4200名の英霊全てが喜んでおられる事と拝察致します。
合掌