最近、娘の学校の宿題で、9.11アメリカ同時多発テロ事件についてのものがあったんよね。

 

それが起こった時

 

「両親は何をしていた?」

「何を思った?」

「そして子供たちに伝えたいことは?」

 

というのをインタビューするという内容。

 

なので家族でその宿題に取り組みました。

 

夫はその時高校生で、校内を移動中に学校全体に「アメリカが攻撃されている」というアナウンスが流れたそうです。

 

その後は、教室でずっとニュースを見ていたと。

 

夫は、アメリカがこんなにも大きなテロ攻撃をされると思っていなかったし、不安を感じたそうです。

 

一方その頃私は日本にいて、息子を妊娠中で実家にいたんですよね。(元夫との息子ね)

 

で、両親と一緒にニュースを見ていたら、たしかライブ中継に切り替わり飛行機がビルにぶつかっていたんです。

 

最初は、事故!?と思ったのですが、2つ目の飛行機がぶつかったことでこれは事故ではないと思ったし、ニュースでもそのような騒ぎになっていた気がします。

 

とにかく怖かった。

 

一体なにが起こってんの!?という理解し難い恐怖もあったし、飛行機に乗っていた人、ビルにいた人の恐怖を考えただけでも恐ろしくなります。

 

 

 

子供たちに伝えたいこと。

 

夫は「この時からアメリカが変わった」ということだそうです。

 

アメリカ人の夫にとっては、このような大きなテロ事件が起こり、それがキッカケで母国であるアメリカが変化したというのは、私たち日本人が思うよりもはるかに大きな出来事だったんじゃないかなと感じました。

 

いろんな場所でセキュリティも凄く厳しくなりましたしね。

 

そして私が伝えたいことはどんなことかなと考えていて「日本人も亡くなったんよ」と言ったら、夫が「それはいい答えやと思う」と。

 

「この出来事で亡くなったのアメリカ人だけではない。いろんな国の人も命を落としたし、その中には日本人もいたということやんな」と。

 

そうなんよね。

 

アメリカが攻撃を受けたことに間違いはないけど、犠牲者はいろんな国の人もいるということ。

 

いろんな国の人にとっても、このテロ事件は深い悲しみと衝撃を与えたんじゃないかと思っています。

 

今日、娘は学校に行く前に「今日は9.11やな」と言って、いつもより気持ちを引き締めて登校して行きました。