言いたいことを言う特性といじめといろいろ | 使えない元教員の思い出話

使えない元教員の思い出話

ASDと難病2つ
子供が3人まだ1番下は未就学児

思い出とぼやきを語るコーナー。昔の事実を元にしたフィクションなり。

持病が邪魔すぎてこの度またニートになりました

だからボヤかせてくれ‼️

アスペは空気読まないと良く言われますよね。

 

あれ、まあそうと言えばそうなんですけど、わしでいえば、確かに

読みづらいなとは思う。何空気って(笑)←そういうところやで

なんというのか、嘘はいけない、適当はいけないとか思ってる

節があって、逆に真実ならなんでも言っていいと思っているような

ところがあります。なのでブスにブスって言っていいみたいな。

それは個人の感想であって、、真実ではないから言ってはいけない、

聞いた人は傷つくというのをある程度成長すればわかるのですが、

未成年の頃だとそこまで思考が回らないこともあるので、やらかして

しまうんですね。

 

わしもやってもうたんや、中学の時盛大にいじめにあった。

 

でもいじめにあったわけではあるけど、多分周りはそう見ていたと思う

んだけど、わしも悪かったんや。いじめられる側に問題が系議論はもう

ややこしいので今は省略するけど、わしの場合は、あったと思ってます。

それでもいじめはいけない、まあそんな感じなんですけどね。

 

中学の美術の授業で、班でクロッキーをしていたのね。交代でモデル

しつつ、時間決めてサラサラっと描くやつ。わしは絵の天才だったので←

熱中していた。その時のモデルはクラスでいわゆる隠キャ女子。

班のメンバーは、その彼女と、美術部オタクアスペわし、クラス代表

ヤンキー男子2名という、もう考えただけでうんざりするほど香ばしい

メンバー構成、これで揉めないわけないやろ。

 

バリバリと瞳孔開いて絵に集中していたのに、突然ヤンキーたちが笑い

出して「鼻クソ出てるやん!!!」って言い出したわけよ。そしたらその

女子は恥ずかしくて教室飛び出して行くわけよ。じゃあモデルが消える

わけよ。アスペ的に集中してることが中断されるのは発狂モノです。

かと言って私はあまりパニックでひゃーとはならないんで、思いっきり

イラッ!!としたんですね。そんでヤンキーたちに「人の顔笑えるような

顔ちゃうやろ」って言ってしまいました、オワタ。当時の私に言いたい、

奴らが笑ったのは顔じゃない、鼻くそなんや、、やのにお前は顔の指摘を

してしまった。アホなんじゃないか、やってもうたのはお前やと。

 

次の日から、わしの机と椅子は廊下にぶっ飛ばされて中身も飛び出して

ハチャメチャ。靴もわざわざ持ってきてまとめて放り出されている、、

靴はわかるけど、机は学校のやのに、と思うあたりは悲壮感ないタイプ

でよかったなと思っています。机を戻して授業を受けていると、頭に

何か飛んでくる。消しカスだ!!同じ班だから近いんだヤンキーめ、、

うざー、嫌がらせがクソガキだ、わしは、わがの消しゴムを猛烈ゴシゴシ

やって、消しカス3倍返しにして投げ返していた。面白いやつだ、、

でも顔のことは言うたらあかんかってん、最終的に「◯◯のブス!!」

とクラス全員の前で叫ばれてスッキリしたようだ。あれ、わしもブスか、

って気づきました。知らんかっったんかい!(笑)

 

結構派手にやられてたから、いじめだと周りは思ってたようです。

わしもなんか、やりにくいなとはおもってたけどいかんせんアスペで

ぼっちであることは割と抵抗なかった。誰も一緒に帰ってくれん時は

しょうがないなあ、とウォークマン聴きながら1人の世界を満喫できて

いたから、いわゆる問題になるいじめとはまたなんか違うものだった。

不登校に関しても、よく学校くるなとか◯ねとか言われてたけど、

わしは他人に命令されるのが嫌な人なので、お前の言うことなど聞かん

と学校も休まなかった。元々学校自体楽しいと思ってきてなかった

から、ほんとに休んでしまうと二度と来なくなるって思ってたのもある。

それにやらかしたのはわしでもあるし、いじめかな、どうなのかな、、

 

でもその次の学年(中3)は、爆発的にリア充になりました。いじめ学年は

最後までうっとしい感じでしたが、クラスが変わって一気にヤンキーたち

とも友達になり、なんでかすごい青春してたね、美術部長もやらされてた

けど、色々楽しかったなあ。楽しかったんかい。その時期に、なんでいじめ

になっちゃったのか、どうすればよかったのかとかかんがえていました。

 

いじめは、嫌な奴との距離の取り方の問題だと思っている。

 

大人でもいるけど、好きな相手はともかく、嫌いな相手に関して考えが

まとまってない人は多い。特に子供になると、みんなと仲良くしろって

言われるでしょ、だから、合わない、嫌い、って感じる相手とも本能的に

仲良くしなきゃって思っちゃうのかなと。そしたら、イライラするやん。

なんでうまくやろうとするのにこいつはこうなの?は?何考えてんの?

うっざ!!!ってなるやんお互いに、人ってそんなものだから。

 

だから先生になった今はね、好きな人、嫌いな人、どっちもいるのが自然で、

嫌いというよりは合わないと言うことを知ってほしい、ほんで、合わない

からってやっつけようとするものじゃない、少し離れてみる、話を何度も

してわかるように努力する、大人はいろんな方法で苦手な人とも付き合って

いるんだよ、とか子供らとはそういう話をしたいかな。ま、担任じゃない

となかなかできんな。あーあ、もっと元気だったらな。まあ、わしみたいな

いじめに立ち向かう(違う違うただの自爆だお前のは)タイプじゃなくて、

もっと繊細でもっと傷つきやすい子もたくさんおるねん。これもほんと

課題盛りだくさんだよね。学校、みんな楽しく来れたらいいのに。