昨日は亀山へ
天気予報ではまぁまぁ暖かくなる予報だったのでヒートテックのようなインナーを着ずに出発
着いてビックリ気温が-4℃の霜だらけ
日が出てからはポッカポカ
お昼までパトロールしましたが結局釣れないで終了しました
で、気付いたんですが
みんな釣れないから来ないんですよね
もう少しで春が来そうな頃に改めて気付かされました
↑この書くこと無い感じわかります??早く釣りたいw
今日もADAのBIOみずくさの森が入荷しています。
欠品していた種類のみご紹介
今日は魚の病気『松かさ病』について
『松かさ病』とは松かさ、つまり松ぼっくりのように鱗が浮いて立ち上がる皮膚の病気です。
一般的には治り難い病気とされています。
皮膚が炎症を起こして膨れ鱗が立つ状態なんですが重傷化すると皮膚に壊死が起こり直す事ができなくなります。
つまり早期発見、早期処置がとても大切です。
今回店内で『松かさ病』になってしまった魚がいました
よりによって当店の熱帯魚で一番高額なアピストグラマ・エリザベサエです
そもそも『松かさ病』はなぜ発症するのか
原因は底床の汚れなどが原因により活発になるハイドロフィラという原因菌により感染する病気です。
アピストグラマ・エリザベサエを仕入れた時になるべくpHを低くしたまま導入する為にあえて底床を掃除しないまま迎え入れました。
導入時のpHは6.0で弱酸性で丁度良いとしか思っていませんでした。
松戸の水道水は江戸川水系でpHが高く7.5以上あるのが当たり前なので低く維持する事に苦戦する事もしばしば
薬品でのpH低下は一時的で翌日には元に戻るためあえて汚れた位が丁度良いという認識がありました
結果それが原因で発症した訳です。
処置として、まず底床クリーナーを使用して底床の掃除と換水を1/2
そこに岩塩を投入
一番大事な治療薬は
観パラD
観パラDは量の割にやや高価ですが穴あき病や特に松かさ病なら絶対必要です!
治療を始めたのが2月2日
写真はありませんが2月4日には目も少し膨らんで出目金のようになりかけていました。
コレは『松かさ病』の影響によるものです。
できれば目の膨らみを感じる前に投薬が最善です。
ちなみに病気の発見時は「あれ?太った?」と見間違える人も多いようです。ウロコが立ち上がり体が一回り大きく見えるからです。
投薬から3日後に1/3の換水を行い、観パラDの規定量を再投入。
2月9日の時点では
2月14日には目の膨らみもおさまりました
思っていた以上に早いスピードで回復を実感しました
まだ体は発色が抜け入荷直後のような状態でした
定休日前にマジックリーフを入れて帰り
本日19日には
完全復活
水が茶色いのはマジックリーフによるものです。魚を落ち着かせる効果、pHの低下に効果があります。
絶好調になったので販売再開しました。
フィンスプレッディングの動画も撮影できました
『松かさ病』は治すのが難しいと言われてましたし思っていたんですが早急発見できれば治ります!!
家で飼っている大事な魚が少しでも長く生きられるようによく観察してあげて下さい
もし病気を発見した時には自称Dr.シリイシにご相談下さいm(__)m
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