おはようございます。あるちです。
---------- キリトリ -----------
「思い出と記憶ってどこが違うか知ってる?」
「想い出は良いことだけ、記憶は嫌なことばっかり」
「そんなことはないよ。嫌な思い出も楽しい記憶もある。
いや、そうじゃない。
思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」
好きという感覚は、生きる糧になるのだろう。
消えてしまいたい、無くなってしまいたい、と思っていても、
好きなものや好きな人を考えたり、好きな食べ物を口にしたら、
少しは『もう少し生きていてもいいかな』と思ってしまう。
単純なんだろうけれど、単純だからこそ、
そういう自分がおかしくて、笑ってしまいそうになる。
さっきまで泣いていたとしても。
「人間を壊すのも、機械を壊すのも、よく似ている。
精密な仕掛けが一瞬にして無に帰すところ、がだ」
非常にギリギリのバランスで生きていると思う。
いや、そもそも生きていること自体が、絶妙なバランス。
恒常性や自己修復が出来なくなった時点で、さようなら。
絶えず『変わらないため』に『変えることを常とする』という矛盾。
本当に、壊す事が簡単すぎて、
さてどの方法で壊してみようか、と悩むほど。
なのに、狂っているから、
明後日に出掛けるから、壊すのは明々後日にしよう。なんて、
変に冷静に考える。
明後日の出掛けに対して、希望を持っているというのには、
自分でも笑える。面白すぎる。
バランスが壊れて、好きなものを好きと感じられなくなったら、
この変な狂った自分が、治る(直る)のだろうか。