私はいても立ってもおられずに、

前を歩く一人の男性に声をかけてしまった・・・

 

キャップをかぶり、デニムのジャケット、白いファッショングラス

服装にもこだわりをもった、その男性に・・・

 

私は思わず後ろから呼び止めてしまった。

 

「あのぉ~、ちょっと申し訳ありませんが・・・

(男性は振りかえって、ハッ?俺?みたいな感じで

怪訝そうな顔で私をみた。)

 

「あのぉ~、突然すみません。

あの、白いワンちゃんは今日は一緒じゃないんですか?」

・・・そうです。私はよくアーケードで見かける、

その男性がいつも連れて歩いてる白いワンちゃんが

いなかったので、それがとても気にかかり、

思わず、声をかけてしまったのです。

 

何度か一人で歩かれていたので、ずっと気になっていた。

しかし、たまたまごく近にその男性を見つけ、

いてもたってもおられずに、声をかけたのだった。

 

驚いた顔の男性は、そのワンちゃんが去年の10月ごろに

死んでしまったことを教えてくれた。(やっぱりそうだったのかえーん

その白い犬はいつも御主人から離れず、

店の外で待っているときも、健気にずっと入口の方を見続け、

戻ってきたら、周りが眼中にないくらい、

ずっと御主人を見つめていたのです。

もう、ホント健気に、一途に、ひたすら・・・

歩く時も、嬉しそうに尻尾を振って、

いつもいつも一緒だった姿をみていたので、

どうしても気になってしまったのです。

 

突然声をかけられて、驚いていた男性も、

笑顔で「やっぱり淋しくて・・・でも、喜んでいると思います。

ありがとうございます。」と言ってくださった。

そして、最近またワンちゃんを飼い始めたと言われrました。

 

優しく、健気な、動物に心を癒される事は

日々のなかでよくあると思います。

犬でも猫でも、何も言わないけど、存在だけで

心をほぐしてくれることに心から感謝しています。

 

私も、犬、ワンちゃんが大大大好きです。

別れはつらいけど、その分たくさんの幸せもくれます。

その男性がまた笑顔で元気になって

ワンちゃんと良い時間を過ごせるようになって

ホントに良かったなと、思いました。

 

週末土曜日朝のできごと。

うるる、とした瞬間でした。