03.変わるには「勇気」 が必要不可欠 | アドラー心理学でブレークスルーを巻き起こすブログ

アドラー心理学でブレークスルーを巻き起こすブログ

アドラー心理学やコーチングで学んだことの中から印象深かったことを中心に書き綴っていきます。
大学では心理学や哲学、福祉経営学を専攻しました。
読者の皆様もどこまでも広く深い心の探求を模索していきましょう。
そして、人生にブレークスルーを巻き起こしましょう!

 

 人は、10歳までに自分のライフスタイル (人生のあり方) を、自分で決めるそうです。

 人間関係などから、最適なものを選ぶそうです。
 「素直なよい子」 「リーダー」 「パイオニア」 「ひょうきん者」 「傍観者」 など、様々なタイプを選択します。
 幸せであり続ければ、最初のライフスタイルのまま、

人生をまっとうすればよいでしょう。

 

 しかし、うまくいかなければ、ライフスタイルを変更する必要 があります。
 「目的論」 にそって、事実に対する 「意味づけ」 を変えれば、ライフスタイルを変更することができます。
 私自身は、ライフスタイルの改善を、日課にしています。
 たぶん、一生、この作業を続けることでしょう。

 

 動画学習をたくさんするのも、そのためです。目的論によれば、自分の未熟さは、すべて自分に原因があります。
 その未熟な思考回路を使いまわしても、新たな 「意味づけ」 を見いだすことはできません。
 だから、思考回路そのもの、つまり考え方や価値観を、改善 しなければいけません。

 

 そのためには、自分より優れた人の考え方や、価値観に触れる 必要があります。 
 私は、動画学習や勉強会が最も有効な方法と考え、時間さえあれば動画学習をしています。
動画は、好きなときに視聴でき、しかも効率よく吸収でき、さらに金額的に安くすみます。
 動画は、YouTubeなら無料、勉強会の動画なら1本1000円で済みます。この効果は1万倍以上になって戻ってくることもあるでしょう。

 

 アドラーは、今後の人生をどう生きるかについて、過去は関係ないと述べています。  
  自分の人生を決めるのは、 「今、ここに生きる自分」 しかいないと。
 だから、今、この瞬間に、 「自分は絶対に変わってみせる」 と、強い決意を持つことです。
 もし、そうしなければ、昨日までの自分を、そのまま続けることになるでしょう。

 

  中には、自分も家族も困っているのに、ライフスタイルを変えない人がいます。
 アドラーによれば、それは本人が 「変わらない」 と固く決心したから、なのだそうです。
 ライフスタイルの変更には、未知の不安や不満がつきまといます。
 けっきょく 「今の私」 でいる方が楽、つまり幸せになる勇気がない から、なのだそうです。