最近の読書はなかなか進まず、1日30ページ位しか読んでいないのですが、なんせ中身が深い。
全然進まないのは、仕方ないと思っています。さらさらと流し読みしたり、飛ばして良いようなフレーズが無く、むしろ戻って読み直す、調べるという手間がかかってしまっています。自分の知識のなさなのですか。
イスラム教の、神々の名前だったり、哲学者の、名前が唐突に出てきたりするので、その都度調べています。

まず、驚いたのは
紀元前1万年前程のころに、ちょうど農地革命が進んだ頃 その少し前にかなり、巨大な建築物が建てられたことが分かっており、![]()
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それらの技術や労力
狩猟民族のころから、ピラミッド建設の時代になるまでのホモサピエンスの進化って、、、どの程度の変化であったのか、ちょっと疑問だなって感じました。
ほとんど統率力やら技術の面からも差が無かったかも?しれません。
それこそ、ホモサピエンスは言語がうまく使えたので、それより、目に見えない概念的なものによって、統率力をあげていたのではないかと思われる証拠が見られます。
トーテムのようなものであったり、たくさんの技巧を凝らしたアクセサリーを身につけている遺体であったり技術の高さだけでなく、無駄な労力を裂くはずがありませんから、意味のある何かがそこにあったはずです。
文化的な、宗教的な儀式がその頃からあったと言えるでしょう。
思想とか主義とか、小難しい倫理とか哲学がどんどん出てくるあのヨーロッパの歴史がありますが、思想家とか社会学者とか色々な哲学者とか、なんとか職業としてはいなかったかもしれませんが、趣味の範囲内で?(言い方、、、)
そのずーっと以前からも、もしかしたらその能力は十分にあったのかもしれません。
しかし狩猟はその日暮らしですから、言ってしまえばキャンプのような、ドラクエの旅のような生活の中で、思想する暇が無かった可能性が高いのでは?ということだと思われます。
火を使うようになり、自然界での人間の立場が優位になってから大分、様々な思想が生まれたようですねー。
とは言え、どんな思想でも反対意見だったり、いやなんかおかしくね?という疑問のひとつやふたつ浮かぶ人もいたはずなのですが。
今もそうですが、多勢に無勢とはこのことですね。
ということで、ホモサピエンスが生きた証を残して、宗教をもち、思想をもち、畑をもち、大人しい動物を家畜化し、家を持ち、また人権(仮)をもつようになり、さらには、、、?
というね。そんな展開に入ってきましたぁーっ
上巻の半分といったところで、、すでにホモサピエンスの近代国家に近づいてますけど内容的に下巻まで持つのか。この深さで。
予想していた内容が前半の部分で終わっています。深すぎます。贅沢な教科書のような内容です。
大丈夫なんでしょうか。
そろそろ最近買った コーランの出番かなと思って、読みたい衝動にかられます。
サピエンス全史は、生物学や、考古学に基づく本なので、多くの資本主義国家の人がそうである人間至上主義や、ロマン主義、消費主義という考え方を基本にしたものではありません。
むしろ真逆に近い視点。いや第三の視点と言うべきでしょうか。
異なる広い生物学的な地球規模の視点による本なので
様々な宗教や、政治から苦情が来ても良さそうな攻めの内容になっていて、、しかもその来るであろう苦情の回答までされているのでユーモラスです。その当たりも魅力です。
論理的で的確ですが 誰か反論してくれないか?と心の底で叫びたくなるようなサピエンスの恐ろしさも書かれています。
鬼退治する桃太郎は、実は島に住む鬼からすると、、、という視点に、常に立って読むこととなると思います。
作者のYuvalNoahHarariさんは、軍事史についての本も書かれているイスラエル人の歴史学者の方なので、人の残酷さを目を背けずに指摘するところが他の本と違うなって感じがしました。
それではまた![]()
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