ちょっと借りるのが、勇気が入りました。
なぜかというと、あまりにも定番中のど定番だから。今更?という感じがしそうじゃないですか。今更これ読んでるの?って。
推理小説好きであれば、知らない人はいないでしょうし。
先日借りたのは、そんな
誰もがご存知の「赤川次郎」さんの「三毛猫ホームズの推理」です!

ででん。
いやいや、日本の作家さんの中だと、
赤川次郎さんと比較するとかなり新しい類の超有名作家さんである宮部みゆきさんとか、私も散々このブログ内で絶賛している伊坂幸太郎さんとか、
私は世代的になんとなぁーく、リメイクされているからとか、友人の勧めだからとか、本屋さんで目に入ったから、手にとったりで、そのあたりから入ったんですが
映画やアニメなんかはどんどん画質が良くなって、CGなんかがすごくなっていったりしますが
小説というのは不思議なものですね。
時代が変わっても全く色褪せない。
少し悔しい気持ちになるほどに、40も年上の作家さんの作品の持つインパクト、癖のない表現力、そして人の持つ温かいものや、つながりに、とてもホッとする。
いやぁ、こいつはたまげたって感じですよ。
若い方にも是非読んで頂きたいって思いました。年齢や時代背景の違いなんて全く感じさせません。むしろ未だに新鮮です。
ずっと冷凍保存していたみたいに目の前で解凍されていく、しかも、ちゃんと残る。
心地よく読み進められる本って、怖いくらいに心地よく、消えてくことがあるんですよ。すっと入ってすっと消えちゃう。
後味がいいと、何も残らないというか。
そういった何か虚しいような、空っぽになるようなそういった感じが無いですね。
物語の現場がそこにあって、登場人物もずっと残るような。
空気そのものが伝染するような。
とても、味わい深いです。
もちろん推理小説としての楽しさ満点です。
もちろん必ず誰かが殺されてしまうんですけど、その点の残酷さが比較的抑えてあって、作者の方の優しさを感じられる点もとても読みやすいです。
でも、中学生でも気軽に読めるような軽快さもあるので、ぜひぜひ夏休みにおすすめの作家さんです
ちなみに、旦那さんに『いやいや勇気をだして、赤川次郎さんと西村京太郎さんの本借りたんだよ!定番すぎるよねぇ〜』的なことを言ったら、『誰それ?』って言われたよ
なので、『大江健三郎の本も今更借りようかなと思うんだけど』って言ったら『誰?』って聞かれたよ。
でも聞いたことくらいはあるよね?
常識ってホント人によって違うんだなぁと思いました。
ではまた〜。