詳細はリンク先でどうぞ。
公安のアカウントが危機感をもっていますね…。
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■オウム真理教とアレフ
今からおよそ30年前に松本サリン事件が起こり、
そしてその翌年には地下鉄サリン事件が起こりました。
これらを引き起こしたのは
麻原彰晃(松本智津夫元死刑囚)を教祖とする
オウム真理教というカルト宗教団体でした。
麻原彰晃は仏教を中心とした教義を掲げて
信者を”洗脳”し、テロを引き起こしたのです。
最終的には
麻原彰晃を独裁者に据えて
日本征服を企んでいた
様です。
まるで漫画の様な、冗談みたいな話ですが
昔、現実にこの日本でそれが起こったのです。
その後継団体は”アレフ”と名称を変えていますが、
テロを命令した麻原彰晃を今も教祖として掲げており、
テロは政府の陰謀で事実ではないと嘯(うそぶ)いて
教団への勧誘を行っています。
若い世代には一連のオウム真理教事件を知らない人も少なからず居り、
20代30代の信者が増えているという事実があるようです。
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■洗脳(マインドコントロール)
洗脳(マインドコントロール)は恐ろしいものです。
「自分はそんなバカなものに
絶対に掛からない」
そう思う人が居るでしょうが、
ごく普通の人々だけでなく、
知的水準が高いはずの著名大学の学生や卒業生も
次々と入信した事実を考えると、
絶対に洗脳されないなどとは言えないのです。
人は追い込まれ、大勢の人に唆されると
簡単に騙されてしまうものです。
洗脳されない唯一の方法は
絶対に洗脳者に接触しないことに尽きます。
言葉に耳を傾けず、逃げることです。
洗脳者は人の心の弱さに付け入って
甘い言葉と態度で懐に深く入り込み、
更には罪悪感を煽り、暴言と暴力の恐怖で動けなくしてしまいます。
アメとムチです。
遊び半分でもセミナーに参加したり、
ましてや入信してはいけません。
ミイラ取りがミイラになる、という言葉もあります。
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■なぜ毒ガス製造を不審に思わなかった?
幹部達はともかく、一般の信者なら
毒ガスなんかを製造していたと知っていたら
教団に不信感を抱いていてもおかしくないですよね。
実は毒ガスの製造プラントは一般信者には
【魔法プロジェクト】
と説明されて秘匿されていたから、
というのもあります。
多くの信者は
陰謀論や超能力、魔法などのオカルトに嗜好
があり、それを信じる傾向が強かったために
「過去に存在し、現代では失われた
”魔法”技術を現代に復活させる」
という謳い文句で”魔法プロジェクト”が開始されたので
素直に「すごい!」って信じてしまった訳です。
巨大な毒ガス製造施設を見ても、
それが殺戮兵器の製造機だとは思わずに
きっとワクワクしながら見てしまったでしょう…。
製造プラントに携わる技術者達にそう説明されたら
そういった知識のない一般人は教団の雰囲気の中で
疑うことすら放棄しちゃったんですよね。
そして魔法プロジェクトは教団最高機密であり、
一般信者はプラントに立ち寄ることさえ禁止されていたのも
秘密が漏れなかった一因でしょう…。
いいですか、何度でも言います。
魔法なんてものはこの世界に存在しません。
超能力も然り、です。
陰謀論の99.99%は捏造の創作です。
ファンタジーやオカルトなどを創作として楽しむのは
全く問題ありませんが、それと現実を混同して
本気で信じてはいけません。
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■
私は宗教を完全に否定する訳ではありませんが
信者の家族が会えないばかりか、
信者が軟禁・拘禁状態で洗脳されたり、
信者の財産全てを教団に寄付させたりするのは
果たしてどう考えるべきでしょうか。
あまつさえテロ行為を行うのは宗教団体ではありません。
それはただのテロ組織です。
宗教とは悩み苦しみの多い人生の中で
癒やしや安らぎを与えて信者だけではなく
その家族を含めた人々を幸福にさせるものでなくては
ならないと私は思っています。
-AR