ジャッキーチェンは香港の映画界で

スタントなしの過激なアクションシーンや、

本場格闘技仕込みのアクションで有名な俳優・監督。

 

でもある時期から流石に年齢的に厳しくなって

危険なスタントは代役を立てる様にもなってます。

 

いいなぁ、ジャッキーは。

おじいちゃんになっても可愛い。

 

 

■ジャッキーに酷い台詞を言わせた

 

…で、まぁ近年のある映画での話なんだけど…。

 

ジャッキーはその映画では脇役で

主人公の師匠みたいな役回りだったんだよね。

 

そしてあるシーンで…。

 ”これも(中国の)共産党のおかげだ。”

とか

 ”共産党(書記長)バンザイ!”

みたいな台詞をジャッキーが言う(言わされる)

シーンがあってさ…。

あまりに唐突で物語の脈絡関係なく、ね。

 

悲しさと寂しさが胸を締め付けたよ。

 

冒頭でジャッキーは香港の映画俳優だって

説明したよね。

 

香港はずっとイギリスの植民地支配になっていたのだけれど

1990年代後半に中国に返還されることになったんだ。

 

その時、中国政府は「1国2制度」を公約に掲げ、

香港では民主主義を守るって約束していたんだよ。

 

でも…それはあっさりと破られて、

少しずつ中国政府が香港の政府を侵食して

香港は中国共産党に呑まれてしまった。

 

きっとあの台詞も上からの圧力で

無理矢理に脚本にねじ込まれて

言わされたんだろうな、と…。

 

 

 

吹替版は石丸博也さんなのかな?

だったら観てみたい。

吹替版まで楽しみに待っています。

 

 

-AR