原子力電池の容量はまだ残っているので

何とか復旧に成功して欲しいですね。

 

 

■ボイジャーとは?

 

 

要はボイジャーは惑星探査機。

1号と2号の2つ存在する。

2号の方が少しだけ性能が高い。

 

1977年に打ち上げられてから、

少しずつ様々な機能を停止してはいても

実に47年間も稼働し続けている。

 

もともと、5年程度、長くても10年程度の

運用しか見込まれていなかったが

想定を遥かに超える耐久性能を示したために

現在まで運用できている。

 

しかしそれも原子力電池が切れる

2025年には運用を終える予定である。

 

 

■搭載コンピューター

 

CPUは8.1MHz、約70KBメモリー。

GHzではない、その千分の1のMHzである。

 

当時の技術の粋を集めた16ビットCPUではあったので

流通していた一般的コンピュータよりは

遥かに高性能であった。

(しかも2機搭載している。)

 

当時の一般的なコンピューターは

インテルのi8080などの8ビットCPUが主流で

クロック数も1~2MHz、メモリも4KBや8KBといった低容量。

処理能力はとてもボイジャーのCPUに及ばない。

 

それでも現在のコンピューターに比べれば

上記リンク先にある通り、貧弱である。

 

 

 

2018年11月に太陽系を脱出した

ボイジャーは尚も人類未到達の宇宙を旅していく。

 

人類が作り出したものの中で

唯一の恒星間航行をする探査機である。

 

 

-AR