異世界の勇者召喚に巻き込まれたウサトは

稀有な治癒魔法に適正があったので

鬼の訓練で有名なローズ大隊長に攫われてしまう。

 

ウサトは訓練で疲れても、怪我をしても

治癒魔法で治せるだろうと

ローズに死ぬような厳しい訓練を課される。

 

ウサトは訓練を経て、同時に召喚された

先輩のスズネや親友のカズキを

治癒魔法で助けたいという思いを抱く様になる。

 

そんな中でウサトたちの居る王国は

近い将来に起こるであろう魔族との戦争に恐怖していた…。

 

作画はクールでスタイリッシュな描き方は避けた、

堅実で基本に忠実な手堅い作画ですね。

 

動画では戦闘シーンでそれは現れていて

派手さやかっこよさは劣るかもしれませんが

何をやっているのか分からない事がない感じです。

 

キャラデはガッツリ少年誌系です。

 

物語はまぁスポ根に近いと言いますか…(苦笑)

単純明快な構成なので迷いません。

恋愛要素もあるにはあるのですが、箸休み程度。

 

 

■実は全然間違ってない

 

RPG系のゲームをやった方なら分かると思いますが、

ヒーラーが得意なのは癒やすことなので、

それを活かした戦闘スタイルになるのは必然なのです。

 

だから体力のある、頑強な肉体を作り上げて

疲れたり傷を負ったら癒やしながら

戦うのは選択肢として間違っていません。

 

私の友人には某ネトゲでヒーラーでありながら、

パーティを組んで攻略するしかないダンジョンを

6時間かけてヒーラーソロで攻略したという話があります…。

※しかも適正レベルのときに…(汗)

 

その戦いたるや、正にこの作品と同じく、

ただの脳筋…(苦笑)

 

戦闘職に比べたら微々たるものでしかない攻撃力と

毒魔法で敵のHPをチビチビと削り、逃げまくって

一撃で大幅に減るHPを魔法で回復しながら、

MPが切れたらMPポットを飲みまくる…(汗)

 

まぁそれも時間制限が無く、

一定以上の距離を離れなければ

敵の減ったHPがリセットされない仕様だったから

できたのだと本人は語っていたのですが、

それでも6時間とか…恐ろしい(笑)

 

 

 

派手さには欠けますが、

手堅い作品だと思います。

 

 

-AR