詳細はリンク先でどうぞ。

 

異世界モノでは全く同じ企画書で

複数の作家(漫画家・小説家)に書かせる事例があるのですが、

殆どの場合、予め作家にそれを伝えるのが通例でしょう。

 

この漫画家さんが怒っているのは、

 同じ企画だと後から出した方が

 パクリなどの誹謗中傷を受ける

からであり、もっともな話です。

 

複数の作家が同じ企画の異世界モノを描く場合は

世界設定やキャラデザインなど多数の個性によって

似てはいてもパクリではない印象を出せますが、

えばんふみさんの様な現実感のある物語の場合は

どうしても個性を出しにくくなり、差別化が難しくなります。

 

恐らく担当編集さんは

そういった異世界モノの担当もしており、

過去にトラブルを抱えたことがなく、

作家側の気持ちに配慮が足りなかったのでしょう…。

 

そもそも同じ企画書で複数の作家に書かせると

同時に発表したとしても、必ず、

他の作品と比べられてしまう恐れがあり、

作家にとっては、あまりいい気持ちがするものではないのです。

 

同じ企画書で複数の作家さんに執筆依頼をする場合、

必ずその旨を全ての作家さんに伝えた上で

誌上(サイト上)でもその事を明記し、

発表時期が異なる場合はそれを明確に伝えることです。

 

 

■同じ原作で漫画が2種ある

 

「薬屋のひとりごと」では同じ小説を

漫画化した2種が存在しますが、

それぞれで描き方が異なっているそうで

きちんと差別化されているそうです。

 

 

追記

 

コメントにてRIMIさんに教えてもらいました。

 

 

酷い話ですね…。

 

 

 

-AR