ハングル文字のしくみ
前回までに
基本母音字10個
合成母音字11個
基本子音字14個
合成子音字5個
の母音字21個、子音字19個を学習してきました。
これらは、説明した「覚え方のコツ」で
憶えてしまいましょう!
今日は、これからの文字を使って
ハングルの言葉を作ってみようと思います。
例えば、ハングルという言葉をハングル文字で
書くと、
...
そうですね~、
한글(ハングル)
と書きますね。
この言葉を子音・母音に分解すると
ㅎ+ㅏ+ㄴ(ヒウッ+【母音:ア】+ニウン)
(子音[h])+(母音[a])+(子音[n])
ㄱ+ㅡ+ㄹ(キヨク+【母音:ウ[ш]】+リウル)
(子音[k])+(母音[ш])+(子音[l])
最初の子音を「初声」、
次に来る母音を「中声」、
最後の子音を「終声」と言います。
初声、中声、終声や子音、母音というのは、
あくまで音を表す名称です。
文字についていうときには、「字母」という言葉をつけて
初声字母、中声字母、終声字母、あるいは
子音字母、母音字母のように区別して呼びます。
とくに終声字母のことをみなさんよくご存知の
「パッチム」といいます。
한글(ハングル)
という文字は、
「子音:初声」+「母音:中声」+「子音:終声」
という構成でしたが、
ㅁ+ㅓ(ミウム+【母音:オ[>]】)
(子音[m])+(母音[>])
ㄹ+ㅣ(リウル+【母音:イ】)
(子音[r])+(母音[i])
に分解されて、
「子音:初声」+「母音:終声」
という構成の文字になります。
あと、終声でパッチムが2つ並ぶものもあります。
(次回紹介します)
次回は「パッチムを制す」ということで、
パッチムの発音について説明していきたいと思います。
追伸:
いつもの韓国スナックで東方神起の【風船】を歌ってみたら、
赤い風船バージョンじゃなくて黄色い風船バージョンでした。
「パルガン」(赤い)とばっか思いこんでいましたが、
・・・
酔うといい加減に歌っているんですね~!f(^_^;