粉雪が舞い降りる 掌に


溶けては冷たくも何故か切なさ 消えることは知っているけど

変わらず募ること知っているはず


儚く消える運命だと知っていても どうすることもできず ただ空から舞い降りる溶けては消えていく運命


それでも降ることは忘れず  シンシンと降り続く 春の暖かさ待つまで


陽の光で 輝きを増し 消えていく姿また幻想

それでも姿変われば時には 敵にもなる


それが雪という運命なのか 宿命なのか


喜びには笑顔与え 通る道なは災いとなりての隣り合わせ 儚い運命だと知っている


咲く花は白いけど すぐに溶けていく雪の華

牡丹のように咲くときあれば粉雪のように舞い降りる雪桜 舞う花は白く募るよ

思いの丈多くなれば 白く銀世界