別に行くなとは言いませんが。
行きたかったら行くでしょうから、私の親としての役割は、簡単にまとめれば、
「都合のいい企業戦士を作り上げるための、型にはめようとする教育方法をできるだけゆるりと避ける」
(がむしゃらには避けません)
かなぁ…と感じています。
まぁ、前から言ってますけどね。外に出て働いて、億万長者から起業家、色々な人にあって、緩やかではありますが、改めて、やっぱりなぁーと思ってます。
そんなこんな私なので、実は9月からみろんが新しいプログレッシブ・アプローチの学校に転校になったことをかなり喜んでいます。
このプログレッシブ・アプローチとは、算数を算数の授業とするのではなく、
例えば「動く車を作る」プロジェクトに取り組む上で算数、アート、理科を学ぶというプロジェクトベースな教育方針になります。かなり緩く、低学年でもまだまだ遊んでいるようです。
あり得ない…と考える親御さんもいます。色々遅れるらしいので(笑)でもミハイ氏と私、プラスみろんにはピッタリだと思ってます。
ミハイ氏も、私も色々な意味で、いわゆる母校であるイエールには複雑な想いがあります。
まぁ、周りにも同じ思いの卒業生がかなり居まして、インサイドジョークでYale を Jail(刑務所)とかけてJale なんて言ったり、そんなシャツを着ている人も見かけます。
スペイン語だとYはJの発音だったりもしますから、まぁ、ミハイと私はニヤニヤしながら、
「母ちゃんと父ちゃんは、Jaleで出会ったんだよー」
なんて言ってたのですが
昨日、通勤中のミッドタウンのど真ん中で
英語で
「母ちゃんと父ちゃん、刑務所で出会ったんでしょ?どんな悪いことしたの?」
と大声で聞かれ、信号待ちのスーツの人達に反応されました。
すっごく考えてしまいました。
ここで訂正したら、「僕のお父さんとお母さんはイエール出なんだ」と周りにいう、鼻持ちならぬ若造になる
しなければ犯罪者の子
うーむ…
最終的にはどちらがカッコイイかだな…と決断しました。
そして、いいました。
「母ちゃんは、たしかに、市民運動で逮捕された、うん」
ギョッとする我が子を見ながら、願わくば、「市民運動」の部分も周りに伝えて欲しい…
無理か…まぁ、いいや
とにかくですね、刑務所は行かなくていいですが、大学は行かなくてもいいさ…と伝えていくつもりです。
(どんなまとめだよ)
I ate kale tonight
Juki