3ちゃんと同じ、
18トリソミーの子が出てくる
ということで読みました。
登場した18トリソミーの子は、
まだお元気でいらっしゃるようで
心から嬉しくなりました。
お父さん・お母さんも
明るい感じの方で、
もちろん、
とっても大変なこともあると思うけど、
「赤ちゃんは、このご夫婦を
選んだんだろうな」
って思いました。
その他、複数のご家族が登場し、
生き方を考えさせられました。
本当に、
「うまれる」ことは奇跡だし、
たとえ、自らの体から人間を
生み出さなくても、
この世にいる人間はみんな、
どなたかが命がけで産んだんだから、
人間と関わること自体が奇跡なんだと
思いました。
あと、やっぱり、
高齢では妊娠確率が落ちる…
高齢出産は染色体異常の確率が上がる…
そのことは
広く知られてほしい。
現代の性教育の現場に詳しいわけでは、
ないけれど、
性教育=避妊方法など、
「授からないための教育」
という印象もあるほどだ。
でも、この本でも語られているように、
本来の性教育は、
将来、大切な人との間に、
大切な赤ちゃんを授かるために、
自分を大切にするのが大切、
と若い人たちに伝えることなんだろうな。