白血病✕新型コロナウイルスワクチン接種について(番外編:わたしが打つ理由。) | 白血病だって100まで生きてやる。

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21歳で慢性骨髄性白血病と診断され、2年以内に分子遺伝的寛解達成!
留学先で風邪で入院し、採血したらまさかの白血球26倍(26万個)。
すぐにマルク(骨髄穿刺)でその日のうちにたった一人で外国語で病名告知されました。

そもそも私がなぜコロナワクチンを打とうと思ったか…

 

 

を書くのを忘れてました。

 

 

なるべく怖く思われないように記述しますが

私の覚悟みたいなことでもあるので

がんなりたての方は読むのにご注意ください~

(英語でいうところのデッドとかダイ、ゴートゥーヘブン的なことちらっと出てきます)

 

 

 

たぶん、私の

白血病✕新型コロナウイルスワクチン接種について

 
とか
 
 
これを見た人は
 
「あるくさんワクチン接種派か~」とか
「前向き~」
 
とか思ったかもしれませんが
 
 
私、最初は
 
「絶対打たない派」でした。
 
 
ワクチンの話が出始めたころは、
わたしの地域ではコロナウイルス感染者がいたものの、
 
社内での発生だったり
ココア(アプリね)とかですれ違ってたり
 
介護施設とかのクラスターは聞きましたが、
まだ近くには忍び寄っておらず
 
 
ワクチンも、かなり新しい種類のものと聞いて
(インフルエンザとは全く違うもの)
 
ただ単に、
「わたし無理ー」「やりたいくなーい」
 
って思ってました。
 
もともと注射も大の苦手(というか大嫌い)なので…
※現在は、造影剤は心の準備を入れればできる&
採血はノーリアクションで余裕でできる
(↑CMLでの修行により得た)
 
 
けど
 
この数ヶ月、
実際に自分がつい先日いた場所でクラスターが起きてたり
社内でも結構感染者が出て
(奇跡的に集団感染はしていない)
 
 
 
なによりも
 
私がコロナウイルスに感染したら。
 
 
おばけいくおばけだろうなー…って思ってて…
(かなりライトに記述してみました)
 
 
なんとか助かったとしても
 
コロナウイルスに罹患した場合の
 
 
 
・肺炎
・味覚、嗅覚が消える
(ジャニーズの子がコロナが治ったあとも、味覚が戻らないというインタビューを読んで↓)

・その他後遺症

 

を考えると

 

 

私にはリスクが高すぎます。

 

まず、味覚。

わたし、ときどき風邪をうつされると

いつも重症化して味覚嗅覚が一定期間消えるのですが

 

カレーの味が分からないというのは本当に辛く、

食べるという人間の最大の幸せな行為が奪われるというのは

本当に辛いもの。。。

 

だから、味覚が戻らなくなるというのは

本当にストレスで、辛いもので…

耐えがたいと思うのです。。。

 

 

それから。

 

特に、白血病のしいんといえば

No.1は肺炎…

肺炎は最大の敵なので…

(わざとにひらがなです)

 

ならないに超したことはない。

防げるならばんばん防御していくべき。

 

これは志村けんさんのことが一番効いたと思います。

(超絶アイーン世代)

 

肺炎は避けなければ。。。
 
 
このような、自分に対する防御の面と、
 
日頃から祖父母(もちろん戦前生まれの超高齢者)
と接する機会もあり
 
もちろん親にもうつしたくないし
 
なによりも、自分の職場でも
家族の職場でも
 
不特定多数に会うし。
 
 
そうじゃなくても、リスクが多い&大きい。
 
 
 
そう考えたときに、ワクチンのことをもっと知るべきだなって
思いました。
 
 
 
最初は賛否両論あって、
 
憶測だったり
ワクチンに対する不安とか
 
それをあおるYouTubeとかTwitterとかコメントとかを見かけたり
 
なんなら一部政治家が反対したりとかもあったようですが
 
 
 
アメリカが先にワクチン接種が勧められ、
 
アメリカ在住日本人だったり
わたしの友達が先に接種したことで
 
副作用(副反応)のことが分かってきて
 
 
 
それと同時に、
職場つながりの理系の専門の方に、
(私のブログでよく出てくる同郷(金沢出身)の東大の上司さんと、専門がそちらの上司さん)
 
メッセンジャーRNAについてかなり詳しく教えてもらって
アストラゼネカ…というか
ウイルスベクターワクチンの構造はかなり怖いけど
 
メッセンジャーRNAについて理解することができて
これなら打ってもいいかな…と思えたこと
 
(ワクチンについて不安な方は、一度メッセンジャーRNAについて理解することを勧めます!一般のYouTuberとかの説明ではなく、その知識を持っている専門の方に直接聞くのが一番!)
 
テレビでもいまだに揺れてますもんねー。
でもテレビもゆうて、、
(監修は専門家であっても実際に意見してるのは専門家じゃない)
って感じあるので
 
たまたま、わたしは主治医先生も
ガンガン薬出すタイプで
「薬で抑えてこーぜーっ」
って方で
 
(今までかかった内科だと、絶対抗生物質とか解熱剤出さない。って先生もいたので)
 
まあ、出産も絶対自然分娩派と無痛分娩派といますもんねー
日本だと前者多めだけど欧米だと無痛分娩多いし。
 
だからもう、
今回のワクチン接種もほんと個人の判断なので。
 
 
ただ、前にブログでもちらっと書いたとおり、
 
・現時点では感染予防効果は明らかになっていません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。
 
・新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。
本ワクチンの接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かって
います。(発症予防効果は約94%と報告されています。)
 
この違いが分かっていない方も多いのではないかと。
 
※数値はモデルナの場合。
 
つまり、ワクチンを接種すれば
感染しても、94~95%の確率で発病はしないけど、
感染そのものを抑えられるかは分かってないよ
(=感染する可能性はあるんだよ)
 
ってことです。
 
 
だから
 
ワクチン接種したからマスクなしで新宿・渋谷・なんば歩いたれ~★
 
って歩いてコロナかかって
 
 
自分は発病しなかったけど、
ワクチンまだ接種してない家族全員にうつって
みんな重症化しちゃったよ、
 
みたいなことはあるってこと。
 
 
 
そこだけ勘違いしちゃだめですねー。
 
予防効果も多少はあると期待したいけど…
(バイデンさんが「ワクチン打ったらマスク外していいよー★」って言ったけど、まだ予防効果は明らかではないため…アメリカ大丈夫か。)
 
 
 
と、とりあえず
これらの理由から、接種に前向きになり
 
 
Twitterで医療従事者さんのレポ漫画読んだり
 
YouTubeでアメリカ在住日本人の方のレポ動画見たり
 
実際に打った友達の話聞いたり
 
祖父母が打ったり…
 
 
っていう段階を踏んで、
 
わたしもいっきまーーーーす波波波波
 
 
っていう気持ちになっていきました。
 
 
たぶん、私が都心部に住んでたら
もっと早くワクチン接種に前向きになってたと思う。
 
 
だから、田舎だったり
あまりはやっていない地域で
 
「打つ必要ある?」って思う気持ちは分からなくもないんだけど…
 
 
うーん。
 
これからはワクチン接種した人が上記の予防効果を勘違いして
コロナウイルス運ぶ可能性もあるので
(懸念される旨がすでにニュースにもなってますが)
 
 
 
でもさー、打てない人もいると思うんだー。
でもそうなったら逆に
 
そういうがんサバイバーさんだったりが
コロナにかからないように
 
少しでもコロナを減らすことには協力できるのかなって。
 
 
 
 
そんな感じです…
 
 
 
てかね…
 
序盤でも書いたとおり
 
 
 
 
わたし、CMLになったとき
 
欧州の某国の大学病院で
 
かなーりモルモットにされてるので
(なんかよく分からんグリベック以外の薬も出されるまま飲んだし突然泡ふいたりしたし)
入院中~火曜・水曜編~
↑炭酸の薬だったのかなw
 
 
なんかねー
説明あったもの+謎のサイン求められたものもあるけど、
説明全くナシで
 
「はいこれ飲んで」
「今飲んで」
「私が見てる前でやって」
 
とかも多くてー
 
 
なーにをされていたのだろうね?w
 
 
なんか謎の注射もセルフでさしたしさー
 
 
たぶん、日本が認可してない薬とかもあったと思うのですよー
 
 
 
 
これに比べればw
 
って思っちゃうのですよねー
 
 
 
 
あと、脂肪率ですが
(※わざとに恐怖をなくすため漢字間違えています)
 
 
ゆうてですけど
 
交通事故に遭ったり
なんらかのことに巻き込まれたり
 
そういうリスクだって常にあるわけで
 
そりゃ、ワクチン打たなければそのリスクは回避できるけど
そうだったらコロナウイルスに感染しない回避は減るじゃん…?
 
結局ね、
自分でどのリスク選ぶかであって
 
なるときはなるねん
だめなときだめー
 
だけど
事前に調べておくことで
(アナフィラキシーになったらどこに搬送されるかとか、診てくれるかとか)
だいぶ不安減らせるし花火
 
 
ぶっちゃけ、注射の痛さ自体はあんまり考えてなくて。
だって我々白血病患者はさ?
 
マルク(骨髄穿刺)やって
常々採血して
私の場合、自分で自己注射もしたしw
 
ゆーておそらく造影剤よりマシっしょ?
 
みたいなくらいにしか思ってなくて。
注射に関しては一通りやったからね…
 
ま、そこはその日1日そのとき一瞬我慢すればいいから
 
そんなことより副反応とかですよねー
 
 
とりあえず、ワクチン打とうと思った理由は
 
私にとって最大のリスク回避は接種すること!
第1報にも書いた接種会場が安心できたり
ワクチンについて詳しく聞けたこと
 
からです。
 
 
とりあえず
 
接種当日までに、できる限りの体調管理と
体力回復しておきます~~