帰国まで~海外の病院に通院する、の巻~ | 白血病だって100まで生きてやる。

白血病だって100まで生きてやる。

21歳で慢性骨髄性白血病と診断され、2年以内に分子遺伝的寛解達成!
留学先で風邪で入院し、採血したらまさかの白血球26倍(26万個)。
すぐにマルク(骨髄穿刺)でその日のうちにたった一人で外国語で病名告知されました。

そして、通院のため病院に行ったのですが、

まず手続きが大変でした…


そして


椅子がかったい!!!


しかも、マスクをする文化がないので、周り咳し放題。

なんか衛生的にどうなの?

って感じでした。



しかも朝早く行ったのに、

待ち時間3時間…、

やっと採血呼ばれて更に1時間半…、


でした。



採血にやーーーーっと呼ばれたとき、


ナースがこんな↓
白血病だって100まで生きてやる。

(結構似てると思うww)


赤髪にブルーアイ、耳・まゆ・鼻・口(と舌)にピアスしてた人(女性)で


私・妹「リアルシャンクスやーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

※シャンクス…漫画ONE PIECEに出てくるキャラクター


母「(絶句)」


妹「すげーすげーこんなファンキーな人採血するんwww」

母「ナースで染髪・ピアスてアリなん?」


とはしゃいで(?)いました。


そして

今日はいつもより多めの


試験管40本採血!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


これを見た母&妹は更に絶句してました。


こればっかりは私も量が多すぎて


「多いーこれはアカンーアカンてードラキュラードラキュラー」


※ドラキュラーは入院時から言いまくってましたww

看護師さんもキバ(歯)出して「シャー」とかやってくれたんでワリとノリいいなって思いましたww



そしてこのころはまだ、

注射中は首90度そっぽ向けてたのですが


び・びっくりしたことに、


入院時同室の、窓際の急性リンパの、牢屋主と言われてたおばちゃんがいまして!!!!!!!!!!!!!!!!!!



採血中だったのに話しかけましたwww


したら、向こうも覚えてて(当たり前か)


とりあえず寛解したから、退院したとのことでした。


今は、ろうか側のおばちゃんが窓側に移って、抗がん剤頑張ってるそうです。

このあと、部屋行こうかなって思ってたんですが、

帰れると思ってたのに覆され精神パーン!!てなったので…

行きませんでした。(通訳さんに行ってもらいました。)


そういえば私が退院する前、

私と同い年か、高校生くらいの子が入院してきてて、


ずーーーーーっと泣いてたんですよね。


それも気になってたんだけど…。



注: はい、ここから診察室に入りますが、結構言われたことがキツいです。

特に、CML患者に対して、私は精神崩壊するようなことを言われました。

あんまそういうの読みたくないって人はバックしてください。






(いちおースペースあけときます。)




そしてそして、


採血が終わり、また待って、やっと呼び出され…


部屋に入ってみると、


いかにも


偉そ~~~~


な医者がいまして。

ウチ、今までの誰かかと思ったら、全く知らん医者でして。

もーーーーーーー第一印象最悪でして。


またまた握手(しかも向こうは握り返さない←これがムカつくっ)

もちろん笑わない。(向こうはやっぱり笑ったらふざけてるという考えなのか)



そしてまた間を空けず


第一声が


「帰国できません」


でした。


はぁ?



私はすぐ、検査結果のWBC欄

(血球についてはこの記事 で説明しました)

を見たのですが


WBCは6万弱。


(それでも通常の6倍~12倍)



なんでや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


と思ったら、


指差されたのが


HGB。



へモグロビン。



値。5。


5て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(普通11以上)


でもいけるよ5くらい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



と思ってたら



「輸血すれば帰れる」



と言われ、


更に


「グリベックの説明だが、君の場合は一生飲まなければならない。子供も産めない。寿命もどーのこーの…」


と話し始めたので、


ブチ切れて


(※この先生はこのように言ってますが、現在は新しい薬も開発されてますし、子供産んだ方もいらっしゃると聞きましたし、断薬してる方もいらっしゃるということで、一概には言えません!! 私の主治医先生(inJAPAN)も「こん言い方ヒドい。可能性をまるでつぶしてる。」って言ってました。)



「ふざけんなーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ってなって泣きまくりパニックになりました。


ちょっと病院逃亡しかけました。




輸血も、今じゃありがたく頂いてますが、

あの頃は、「そんなんせんでも自分で血ぃ作れるわい!」

となぜか自信満々でした…


というか、この先生に逆らいたかっただけかもしれない。



本当にあの先生トラウマっす。。。。。


ここまでズバッと患者に言うのねー…

特に女性に「子供産めない」宣言はだいぶ傷つきMAXよー…



そして、とりあえず一旦帰ることにして、


と、とりあえず一週間ヘモグロビン上げる努力してみて、

それでも6以下だったら輸血し即帰国。


ということになりました。



…ちなみに寿命がどーのこーのって言ってたのは、

確か


「あなたの寿命は普通だとは思わないでください」


とか言ってた記憶があります。




これまた、主治医先生に聞いたら、


「そんなん決め付けたらアカンて!グリベックで100%完治する人やっているし。断薬しても再発せんかもしれんし。そんな言い方できんよー。」


と言ってます。



あの先生(通院時の先生)も


「君は、健康体じゃないんだから、そこに気をつけろ」


って言いたかったのかも知れませんが、

ちょっと言い方ストレートすぎ。。。


もっとさー


もっとさあ~~~



なんかもっと言い方あるじゃんーーーーー。



でも、隠されたくない人にとっては、いい先生なのかな。


私はせめて、もっと柔らかく言って欲しかったです。



そう考えると、今の主治医先生は、


母以上の


楽天家・天然・決め付けない・癒し系(←大事


なのでかなり私に合ってるかもしれません。



にしてもここら辺とか、


the・怒涛


やったな…



そしてそして滞在は一週間伸びることになりました。


父: 嬉しそう

母: 嬉しそう



妹: 機嫌MAX悪い(大学に戻りたかったらしい)



でも、

この一週間、妹もなんちゃって留学してたので、


結局楽しかったんじゃないでしょーか。笑



でもこんな私を見てるため、


「絶対留学はしたないわ」


って言ってます。


半年前に、学校の先生に、留学進められたときも、

妹以上に家族(特に祖父母)が


「日本にいなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!つか、いてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


って言ってたので、

あるく家に留学はトラウマとなってしまったかも。。。



ごめんよ妹。

(だが妹は留学する気はないので)


いつか誰かここんちの子孫がリベンジしてほしいぜ笑

(できればそれが私でありたいが)




というわけで、私のヘモグロビン大UP作戦が始まったのでした。


続く。