年末に広告経済の変化が顕著になってきたのが2007年という話をしましたが、
2008年はどんな進捗がみられるのでしょうか。5つのトレンド予想にしてみました。
1. Social Graphの共有化によるターゲティングの進化
Facebookが他のサイトと情報を共有しBeaconとして友達に知らせたり、
GoogleがOpenSocialにて幾つものサイトとデータを共有し始めたように、現在、
ネット全体でSocial Graphデータの共有が始まりつつある。これらの情報は
プライバシーの問題もはらんでいるものの、広告ターゲティングを行う上で、
非常に重要な要素になる可能性が高い。行動分析がプロファイルと合わさって、
より精度が高くなったものと考えていいだろう。
2. LinkedIn、Facebookの日本語版登場
もうすでにLinkedInは日本への進出を決めているようだが、Facebookも
日本語化が進むだろう。LinkedInもOpenSocialへの参加を発表しており、
上記のSocial Graphの共有化が徐々にだが始まる環境が日本でも生まれると
いうことになる。
3. Twitter、Digg,、Six Apart、TechnoratiなどWeb2.0系サービスが次々買収される
Diggはすでに3億ドルという価格がついて投資銀行が販売に動きはじめている
ようだが、Web2.0系のサービスの統合、大手メディア・ネット企業からの買収が
進むと考えられる。
4. バーチャルワールドの統合・合併
上記のWeb2.0企業と同様に、3Dバーチャルワールドにも統合・合併の波が押し
寄せる。Second Lifeは消費者がコンテンツを作る形のバーチャルワールドと
して主流であり続けると考えられるが、他の形態のバーチャルワールドも多数
あり、 Second Lifeブームがひと段落した今ではそれらが収斂していくと考えら
れる。
5. 広告コングロマリット内に統合型エージェンシーが登場
いよいよエージェンシーにも新しいモデルが。メディア、クリエイティブ、
インタラクティブと今まで分かれていたエージェンシーの形が、Dellをはじめと
するクライアントの要請により、統合せざるをえず、いくつかのコングロ
マリットで統合型エージェンシーが登場する。
織田浩一広告の近未来/アドイノベーター/2008
■mixiは、デジタル界のアナログの雄として独自路線を進む気がします。