今回の引越で家具をすべて置いていくと言うと、
驚かれることがある。
確かに日本の場合は、すべての物を持って行くか、
自分で処分して出て行かなければならないからね。
そして、借りる人は、まっさらな状態の部屋を見て、
決めるわけだ。
ところが、ここドイツでは、入居者がいるときに内見する。
だから、今の部屋に引っ越すときも、
素敵な照明がついていたので、
これは置いていく? と聞いて(彼が)、
いくらいくらで、と交渉していた。
そして、今回は、私たちがすべての家具を置いていき、
次の借家人は、
それを丸々買い取ってくれる人に決めたわけだ。
ところで、なぜ家具を置いていくかというと、
次はもう少し狭い部屋にするのと、
単純に引越代が高いから。
ここに引っ越すときに見積もりを取ったら、
車で15分ぐらいの距離で、
梱包はすべて自分でやると言っても、
料金が22万円ぐらいでビックリした。
なぜなら、ドイツの建物にはエレベーターがないので、
前の部屋も4階、ここも4階ということから、
高くなるのだそう。
しかも、ドイツの家具って、
クソ大きくて、クソ重い(下品ですみません…)。
それを、いくつもいくつも階段で運ぶのだから、
まあ仕方ないか…なのですが。
そこで、今回は家具を置いていき、
それを買い取ってくれたお金で、次の家具を買うことにした。
次の部屋も、すべて家具付きというところがあるので、
そこにすれば、買ってくれた家具代は私たちのポケットに(笑)
新たに家具を買うのは面倒そうに思えるけれど、
ドイツには中古家具店が多く、
ちょっと郊外に行けば、何でも揃うだだっ広いお店があって、
古いドイツの家具も安く買えるのです。
こうしたリサイクルが生活に根付いているのはいいことだし、
せっかくドイツにいるのに、すべて今風の家具では残念なので、
中古家具選びは、楽しい作業でもあります。
ちなみに、ここに引っ越した時は、引っ越し業者はやめて、
トリーア大学に貼り紙を出したら、
ドイツ人1名、フランス人2名が応募してきて、
みんな、すっごくいい子達で、無事に、楽しく引越できました。
さてさて、今度の引越は身軽なのでいいけれど、
問題は部屋探し。
まだ、いい部屋が見つからず、
9月末には出なければならず、
やや焦っている毎日です。

