日本の住まいは家賃5万円に格下げ | 57歳で人生の大転換→海外との3拠点生活へ

57歳で人生の大転換→海外との3拠点生活へ

ある日突然リタイアを決心し、長年の夢だった海外生活を模索。同時に離婚→恋愛が進行していた現在64歳までの振り返りブログです。

東京のマンションを売却したあと、

湘南の家賃10万円のアパートに引っ越して、

もうすぐ2年という頃…。

 

ドイツ人彼がドイツに帰ることになり、

いよいよ海外での滞在期間が長くなるであろうことを機に、

同じく湘南の、家賃5万円のアパートに引っ越した。

 

この時、日本の不在期間を半年とすると、

家賃10万なら、6カ月分の60万をドブに捨てることになるけれど、

5万なら6カ月で30万。

確かに、まだイタタタ…だけど、

まあ、許せる額かなと思ったのだ。

 

 

だけど、いくら湘南とはいえ、

今どき家賃5万のアパートって?

 

ということで、またまたネットで検索。

以前と同じくエリアはだいたい決めていて、海まで歩けるところが条件。

となると、1ルームであれば5万という物件はチラホラあったけど、

なんと1件だけ、1DKがあったのだ!

 

そこで、また速攻で連絡し、速攻で内見をし、

その日のうちに決定!

建付けはかなり古いけれど、

外装も内装も今どき風にリフォームしてある

28㎡の1DK。

狭いといえば狭いが、日本にいる間だけの住まいと思えば、十分なのだ。

 

だけど、問題はモノの断捨離。

夫と離婚し、娘も結婚して独立し、

それを見越して、3LDKのマンションを自分の好きなようにリフォームし、

家具もこだわって揃えた。

 

それを、2DKに引っ越すときに泣く泣く処分し、

大きな家具で持ってきたのは、ベッド、仕事机3台、冷蔵庫、食器棚、洗濯機ぐらい。

 

そこから、さらに1DKに越すときは、

ベッドと洗濯機、仕事机1台のみに縮小。

こまごまとしたモノも、この時点でかなり処分することにした。

 

 

そんな時…

ふと、自分の老後がみじめなものになった気がして、

心を寒い風が吹き抜けた。

 

そのことを友達に話すと、

「そんなことないよ。

それがaruの夢だった3拠点生活への第一歩でしょ」

と勇気づけられて、思い出したのだ。

 

そうだ、私の夢は

放浪する住所不定老人になることだった。

もちろん、死ぬまではできないだろうけど、

体力が続く限り、放浪する。

 

そのために、すべて自分で考えて決めてきたこと。

この部屋は狭いけれど、

狭いなりに、自分仕様にカスタマイズしようと決めた。