幸せはパリで(1969) | waldeinsamkeitの木をみて森をみず。

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L’arbre cache souvent la forêt.
本と映画の備忘録。ときどき、禅問答(笑)

アメンバー限定記事は公式ジャンルと全く関係ない超つまんないぼやき内容なので、公開していないだけですσ^_^;ホントにホントにお気になさらずにσ^_^;

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幸せはパリで(1969)


フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーヴがハリウッド映画に初出演し、 ジャック・レモンと共演したことでも当時話題となった本作。 
同時に彼女の数少ないハリウッド映画出演作の1つ。その美貌で世界中を魅了したカトリーヌ・ドヌーヴ、作品当時20代後半。

ハワード・ブルーベイカー(ジャック・レモン)は事業部長に昇進したばかりのビジネスマンだが、愛のない結婚生活に捕らわれている。カトリーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)の結婚生活はと言えば、一見理想的に思われたが、事業で成功している夫は女たらしのプレーボーイだった。ハワードとカトリーヌは、彼女の夫が自宅で主催したパーティーで出会い意気投合。2人は互いの配偶者に別れを告げ、パリへ逃げだそうと決心する…。
<Amazon商品紹介より>


恋愛の賞味期限と、
需要と供給のバランス。

囚われの姫と地を這うカエル男
何処かへ行ってしまった「恋」とやらを
パリで見つけようとする二人。
ロマンティックコメディと
言ってしまえば、そうなのだけれども(u_u)
ツッコミドコロ満載。

原題が「The April Fools」
主題歌もロマンティックでメロディアス
何だけど・・・
ムード勝負の1960年代のラブコメの出がらし。


おいおい、ちょいと待って。
平行な線だらけで、全く交差していない
登場人物たち。

生まれ故郷のパリへ戻れたら
それでいいのか?カトリーヌ。
仕事も家庭も捨てて、パリでいいのか?
ハワード。
暴力的なほど「聴く耳持たない」2人を
止めようともしないハワードの嫁。
あくまでもマイペースで
カトリーヌの孤独を埋めていこうする勘違いな夫である社長。
全員が言い分やら感情が交わらない。
とても気持ちの悪い作品。

名優の2人が出演というところで
全ての価値を使い切った印象しかない。

それでもラストはどんな結論?

(-_-;)え?
まさかのオチ無し。
もう少しドタバタあってもいい気がする。
残念ながら
キャスティングありきで作られた印象しかない。

うーん(⌒-⌒; )
ドヌーヴが綺麗だから、それで良し

★☆☆☆☆