主人公の大学教授を演じた名優
リチャード・ジェンキンスが
アカデミー賞主演男優賞に
ノミネートされた感動ドラマ。
911以降、
移民希望者や不法滞在者に対して
厳しい措置を取るようになった
ニューヨークを舞台に、
孤独な初老の大学教授と
移民青年の心の交流を描く。
監督は俳優としても活躍中の
トーマス・マッカーシー。
妻に先立たれて以来、
心を閉ざして生きてきた
大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)。
出張でニューヨークを訪れた彼は、
マンハッタンの別宅で
見知らぬ若いカップルに遭遇。
彼らはシリアから移住してきた
ジャンベ奏者のタレク
(ハーズ・スレイマン)と
彼の恋人でセネガル出身の
ゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと
名乗るが……。
原題がThe Visitor
邦題は心を深く閉ざした主人公
&ジャンベという楽器を意識してつけられたもの。
だがしかし・・・
邦題の語感を少し外したラストが用意されていた。
異なるものとの距離が少しづつ
縮まっていく過程で
温かいものが伝わってくる。
人種や音楽 、年齢職業etc
ちょっとしたきっかけでその枠は
越えられる。
悲しいけど、
その枠を作っているものは
同じく人だったりする。
9.11以降のアメリカの内の姿
音楽に国境はないこと
足元に小さいながらも楽しみが
いくつか転がっていること
人を思うこと、恋すること
モリモリに詰まった作品だった。
モリモリは嫌いではないのだけれど
前半の男同士の交流と
ひょんなきっかけでじわじわと
スイッチが入る恋愛模様が
若干テイストを二分する気がした。
それゆえのラストが「う~ん(._.)」
なんですね。
リアリティがあると言えばある。
他にも様々なエンディングが
考えられる!
だけど、敢えてのリアリティ?
遠くにいて人を思う気持ちが
切ないラスト。
叩いただけで
まだ開かれていない扉
そういうお話の続きを想像してみる。
こういう映画に出会うことも
縁なんだなぁと思う。
星の数ほどの人の中で出会える人
星の数ほどの映画の中で出会える映画
この映画を勧めてくださった方から
とてもいい言葉をいただいた。
「明日会う人がいるって
幸せなことですね」
私の周りには
心の扉をノックしてくださる
素敵な人がいます^ - ^
★★★★☆
乾杯^ - ^

