こんにちは。
フランスの作曲家、エリック・サティの話です。
エリック・サティのCDを借りてきました。
フランスって感じのジャケ写ですね。
収録曲は、「ジムノペティ」、「おまえが欲しい」、「うつろな空想」、「不愉快な概要」、「ぶよぶよした前奏曲(犬のための)」、「乾からびた胎児」などなど。
今まで、サブスクリプションでフランス語表記で聴いていたので、邦題がこんなへんてこりんだと思いませんでした。変なタイトルってそれだけで惹かれますよね。
ずっと近代音楽なのかと思っていましたが、Wikipediaには新古典主義音楽、ロマン派音楽と記載されていますね。クラシックのジャンル分けがイマイチわかっていません。
クラシックはあまり聴くことがなくて、モーツァルト・シューベルト・「韃靼人の踊り」は好きなんですけど、それ以外はさっぱりです。
音楽についての本によくエリック・サティが紹介されていて、それでサブスクリプションで聴くようになりました。
本で紹介されるとき、私が読んだ本はどれも「家具の音楽」という曲について書かれていたので、「ジムノペティ」を聴くより前に「家具の音楽」を聴きました。「家具の音楽」は意識的に聴かれることのない音楽を目指して書かれた曲です。そうとも知らずに「家具の音楽」を動画サイトにアップされていたオーケストラ演奏を聴いて、正直つまらないしよくわからない楽曲だな~と思っていました。(ルッソロの騒音音楽と並んで紹介されていたため、変わった演出を期待していました)
後に、環境音楽(アンビエント)というジャンルを知って、環境音楽の由来が「家具の音楽」であると知ったときに凄く納得しましたね。
音楽についての解説のようなことはできないのですが、クラシックにあまり興味がない私でもエリック・サティはいいな、と思います。CDの歌詞カードにも、「クラシック音楽は嫌いだけどサティは別!という若いファンがひっきりなしで~」と書かれているので、私じゃない人も似たような想いを抱くように感じます。
今回借りたCDには収録されていませんが、「Parade」という曲が一番好きですね。かっこいいです。ちょっとダークな感じがします。
この曲を聴くとなぜか『王と鳥』というフランスのアニメーション映画を思い出します。この映画もちょっぴりダークだから持ち合わせている雰囲気が似ているのかも。
「Parade」はバレエ音楽みたいです。だからなのか、ストーリー性を感じます。
「ジムノペティ」は綺麗なんですけど、私にはちょっと難しいですクラシックってどう解釈したらいいのかわからないですよね。勉強したらどうにかなるものなんでしょうか
もうちょっとしたらクラシックもちゃんと聴いていこうと思って、今回はエリック・サティを借りてみました。図書館ってクラシック音楽のCDをめちゃくちゃ所蔵しているので、ア行から順に聴いていけたらいいですね。
今日はここまで。
以上。