こんにちは。
今週は「フォーク」について書いていました。今日で最後!フォークソングについてです。
フォークソングといっても、アメリカのフォークソングはサイモンとガーファンクル以外聴いたことありません聴かなきゃ~と思って1年が経ちます・・・
私が好きなのは、ガロとかかぐや姫あたりの日本のフォークですね。
「学生街の喫茶店」が超有名だけど、本当はA面だった「美しすぎて」も綺麗なメロディで好きです。(「学生街の喫茶店」は本来B面で売られましたが、このB面の反響が大きすぎてA面とB面がひっくり返って販売されたそうです。)
かぐや姫も、「神田川」のイメージが超強いですが、他の曲も聴きやすいな~って思います。個人的フォークソング入門だと思っています。
去年の今頃はなぜかフォークソングにハマってちょくちょく聴いていましたね。
でも、こういう狭いジャンルにも私は好き嫌いがあって、吉田拓郎や井上陽水みたいなソロで歌っているようなのはあまり好みじゃなく聴いていません
吉田拓郎はアルバムいくつか聴いたけど、他の人は聴いていないなあ。
グループフォークが好きでしたね。
紙ふうせんもハマって聴いていました。
「日曜日」という曲は好きなんですけどYouTubeには残念ながら上がっていませんでした。
NSPもハマって聴いていました。「さようなら」でこのバンドを知って、「夕暮れ時はさびしそう」で衝撃を受けて、AppleMusicにライブアルバムがあったので聴いていました。意外とロック系の曲もあってそういうのもかっこよくて好きでした。
はまれなかったバンドもあって、猫はあまり好きになれませんでした。なんか印象に残らなくて・・・バンド名は可愛いですけど。
URCレコード系もちょっとハマりましたね。
高田渡の、赤い風船と一緒になっているアルバムはAppleMusicにあったのでよく聴きました。
「自衛隊に入ろう」はいいですよね。ブラックジョークが好きなのでこの曲が高田渡の中では一番好きかな。(サブスクでしか聴いていなかったので「自転車に乗って」とかは知らなかったです)
カラオケで歌えたらいいなって思ってたんですけど、カラオケだと「日本の平和を守るためにゃ~悪いソ連や中国をやっつけましょう」の部分がカットされていますまあそりゃそうですよね。この頃のフォークは時代とリンクさせやすいですよね。70年代くらいの歌とその頃の日本の政治情勢とかは繋がってこないんですけど(沢田研二がイケイケだった頃にロッキード事件があったとかそういうの)フォークだと学生運動があって若者が声を上げていた時代なんだなって時代と繋げやすいです。
赤い風船も反戦歌があるから好きでした。
60年代フォークで好きなのはなんといってもザ・フォーク・クルセダーズです。
テレビで知ったんですよ。BSでやってた家に眠っているレコードを聴かせてください、みたいな番組。尾道だったと思うんですけど、観光地に行ってあるお店の人のレコードを流していてそこの店主の方がフォークルの「帰ってきたヨッパライ」を持ってきてこれは初めて聴いた時衝撃だった、みたいなことをおっしゃっていました。
それで流れてきた曲を聴いて私も衝撃を受けました。何じゃこりゃって思いました。
「帰ってきたヨッパライ」は平成生まれ令和生まれの人が聴いても、リアルタイムでこの曲を聴いた人と同じ衝撃を味わうように思います。
「帰ってきたヨッパライ」はコミックソングだけど、「悲しくてやりきれない」と「イムジン河」は昭和の音楽に抵抗持ってそうな現代っ子も好きって思う人いると思います。ジブリ系の音楽が好きな人は好きだと思う。
私が好きなのは「悲しくてやりきれない」のB面だった「コブのない駱駝」です。
歌詞が不思議なんですよね。駄洒落というか皮肉というかちょっと面白い歌詞ではあるんですけど、「コブのない駱駝、駱駝なんかじゃないお前は馬さ」と「鼻の短い象、象なんかじゃないお前は河馬さ」はわかるんですけど、3番の歌詞の「立って歩く豚、豚なんかじゃないお前は人さ」っていう、豚だと思ったら人だったっていうのがずっと謎に思っています。猿と人だったらわかるんですけど・・・豚と人の関連性って何だろう・・・
この歌詞について考察されている方がいらっしゃったらぜひ考えを教えてください。
図書館でフォークソング関連の本を時々借りるのですが、知らない人やバンドがたくさんあって追い切れないです
最近はフォークソング全然聴いてないです・・・また聴かなきゃとは思っています!
私が一番好きだなあって思う曲は「12時過ぎのシンデレラ」です。
メロディがとにかく好きです。サビで盛り上がる曲が好きでして(だからアニソンやメタルが好き)この曲もサビで盛り上がりますよね。一時期気が狂ったようにこの曲ばかり聴いていました。
あと南こうせつの「美映子」も好き。
イントロのピアノがいいですよね。持っている古雑誌に簡単にアレンジされたピアノの楽譜が載っていたのでちまちま弾いていました。でもイントロは弾けなかったな
最近はあいみょんとかアコギ弾き語りスタイルでフォークって言われていますよね。70年代のイメージで、ずっと「神田川」みたいな暗い歌ばかりなのかなって思っていたら全然そんなことなくて、ブラックジョークみたいな皮肉たっぷりな歌詞もあればコミックソングみたいな明るい曲もあって、綺麗なメロディの恋愛の歌もあって、フォークソングを聴けば聴くほど自分のイメージを覆されました。
ヨーロッパの方ではちゃんと民族音楽をベースにしたフォークソングというジャンルがあるのに日本ではアコギの弾き語りがフォークソングなのも面白いなあと思います。アメリカのフォークがルーツになっているからなんでしょうけれど、日本の民謡をベースに曲を作るような流れにはならなかったっていうのもちょっと不思議。
最近はフォークソングを聴いていないししばらくは聴かないだろうなって自分で思っていますけど、フォーク大全集みたいな本が図書館にあるのでそういうのを読みつつサブスクにあったら聴いてみて知識を深めていきたいと思います。
以上。