ムーンレイカー シックジューシーレイヤー | アルヘイトのDiggin' on beers!

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飲んだビール、そして食事をジャンジャン載せていきたいと思ってます。





ムーンレイカー ブリューイング

シック ジューシー レイヤー






アメリカの醸造所のビールのようです。CAって書いてあるからカリフォルニアなのかな。


ムーンレイカーは英語の隠語らしく、意味合いとしては「大馬鹿野郎」です。ビール馬鹿という方向で解釈してネーミングしたのかもらしれませんね。


このビールの名前、シックジューシーレイヤーの意味は、このビールのジューシーさの層が分厚い、そんな意味でしょうか。


飲む前に名前の意味を噛み締めてからだと余計に楽しみが増すというものです。


さ、飲みましょう!!


ホップが優しく弾ける。名前の通りものすごくジューシィであり、フルーティ!

どこにも書いてないけど、完全に上面発酵ビール(エール)だな。


意図的に極力炭酸を抑えたのでしょう、ほとんどシュワシュワ感が無く、口当たりとしてはネクターの感じ。少しネクターのトロみを薄くしたような舌触り。これが功を奏してドリンカブルになっているのだと個人的に感じました。


原材料を覗いてみると、大麦の他にオーツ麦も投入とあります。これが、この味わいにどう作用しているのかはわかりませんが、非常に旨いので結局のところ大当たりですね。


最後に缶のデザインについて。


音楽で言うとカリフォルニアのオレンジカウンティあたりに端を発する系統のミュージシャンが好むような絵が目を引きます。


私は「サブライム」というバンドがものすごく好きなのですが、ちょうどこのデザインがマッチするようなバンドなんです。(サブライムもカリフォルニア出身だったと思います。もしかしたらオレンジカウンティ出ないかもしれないけれど、その辺りには違いない。)


カリフォルニアはオレンジが有名。このビールの香りがやはり柑橘系の果皮を連想させるので、このデザインにしたのかもしれません。(たぶんそう!間違いなくそう!)




結果発表します。


このビール100点満点!めちゃくちゃ美味かったです。

まるでjuiceのようでした。


ビールって不思議よね。

果汁も入ってなければ香料も入ってない。

それなのにジュースに形容されるなんてね。


麦汁の糖分とホップの香りの効用だけでそうなるのだから驚きです。


最初にビール(特に今のIPA系)を考えた人。あんた天才!!