【働く勇気が湧いてくる!公務員日記】
前回からのつづき
焼き鳥屋でたまたま隣の席に座った人のお父さんの話を聴いて、
焼き鳥屋でわんわん泣いた塾長(当時18歳)、
その人の話は続く。
「でもね、大人の人達だって
意外となにも考えていないんだよ」と言われ、
その後、道を歩いている人たちに
むりやり「質問コーナー」をさせられたそうだ。
仕事帰りのサラリーマンが、
酔っぱらって気分良く歩いているそうだ。
その人たちに、
塾長は質問をさせられたそうだ。
その質問とは「何のために働いているんですか?」。
「すいません、あの~、僕、
三重の田舎からでてきたアンポンタンなんですけどぉ、
ちょっとお聞きしたいことがあるんですがいいですか?」
「はぁ?」
「今僕、人生のことで悩んでいるんですけどぉ、
どうしてもお聞きしたいことがあるんです。
先輩方はこうして毎日毎日、
大変なお仕事をされているって事は、
『何のために働いているのか』という目的があるわけですよね。
その、目的を教えて欲しいんです。」
「働く目的?・・・。そりゃねぇ。あのねぇ。そりゃねぇ。・・・」
と、なかなか、答えが返ってこなかったそうだ。
やっと、答えてくれたと思ったら…
「そりゃねぇ。生きていくって事はお金がいるって事だよ。
俺だってさぁ、女房子供もいて、
子供も育ち盛りで、
家のローンもあったりして、大変なんだよ。
だからね、生きるっていうのはお金がかかるってことなの。」
「はぁ、あの~先輩、それは、僕も知っていますよ。
生きていくにはお金がかかるって事ぐらいは知っています。
じゃぁ、なんですか、先輩方は
『お金を稼ぐために』働いているんですか!?」
さっき散々聞かれた言い回しで質問してみたそうだ。
「そんなわきゃないだろ!!」
(なぜか、怒ったそうだ)
「ですよね。よかった~。
その、お金を稼ぐこと以外の、
魂が躍動するような、
命が発動するような、
心から溢れ出てきてふたができないような、
『このために働いているだ!』という目的。それを教えて下さいっ!」
「そりゃねぇ。あのねぇ。あのねぇ。・・・・」
…と、「あのねぇ」ばっかりで、何も答えてくれないんだと、、、。
しかもだんだん下向いて、声もちっちゃくなって・・・。
その後、塾長は
20人位の人にこの質問をさせられたそうだ。
ところが、この質問に
「俺は○○ために働いている!」
とズバッと答えてくれた人は、
誰一人、いなかったそうだ。
焼き鳥屋に戻った二人は反省会をした。
その人は言う。
「だろっ?みんな考えとりゃせんのだよ。
大事なのは『何のために』なんだよ!
『何のために働くのか』
『何のために生きるのか』
ってことを考えて生きなきゃいけないって事なんだよ!」
塾長はこれを聴いて
「どんな仕事に就くとか、
どんな会社に入るとかを考える前に、
『どんな人間になるか』
『どんな人生にするか』
を先に考えなきゃいけない」
と真剣に思ったと思うんや。
そして、
「その人のような人間になりたい」
と心のそこから思ったそうだ。
そう思った塾長は
「弟子にして下さい!」とお願いして、
弟子になったそうだ。
《つづく》
塾長と師匠の出会い。熱い、あつすぎるやろー!
